ラムゴウカザルに関する考察
皆様、新年明けましておめでとうございます、木魚でございます。
今回は今年の干支にちなんで、ゴウカザルを考察したいと思います。
〔型〕
特性:猛火/鉄の拳どちらでも
性格:陽気
実数値:151-156-91-x-92-176
努力値: A252 S252 D4
〔説明〕
そもそもこのポケモンを思いついたきっかけはラムバシャーモの存在であります。
バシャーモがボルトロスへの「役割破壊アイテム」としてラムを持てるのであれば、ガルーラより初速が速いゴウカザルにラムも持たせても面白いのではないか?と思いつき、考察するに至りました。
まず仮想敵を考えた時、せっかくにもラムを持たせた以上、化身ボルトロスを仮想敵に据えたい、と考えました。その上で、ボルトロス単体のみならず、「並び」のレベルで強くしたい、と思い立った結果、メガガルーラ+化身ボルトロスの並びを仮想敵に定めました。
それを踏まえて型を考えた時、ボルトロスの電磁波対策にラムを持たせるのをまず確定としました。
しかし、ここで問題が生じました。それは、「A振りインファイトでは、無振りガルーラにすら確定を取れない」という問題であります。
この問題への解決策として、猫騙しによって火力を補強する、という方法を考案しました。猫騙しを採用すれば、猫騙し+インファイトでH203ガルーラも高乱数で落とせるようになります。
以上を踏まえて性格・努力値配分・技構成を決定していきました。
まず性格は、物理技を主に使用することと、ガルーラに先制したい事から陽気で確定としました。
次いで努力値配分については、AもSも不足気味であり、調整する余裕もないため、ASぶっぱで確定としました。
技は、ガルーラを縛るための猫騙しとインファイトは確定とし、次にボルトロスへの最大打点としてストーンエッジを確定としました。
選択技としては、削れたガルーラを縛れるマッハパンチ、ガルーラの不意打ちを固定できるアンコール、鋼への遂行技であり、一致技のフレアドライブなどが挙げられるでしょう。
とここまで考えていたところ、ある問題が浮上しました。それは、
交代読みでエッジを撃っても、HBボルトロスにオボン込みで高乱数2耐えされる
という根本的な問題であります。
これは、「受け出ししてきたHBボルトロスに一発攻撃を当て、次のターンにボルトロスが撃った電磁波をラムで凌ぎつつエッジで倒す」というコンセプト自体の破綻を示すものであったため、私はラムゴウカザルの実用化をここで断念しました。