エンジョイ勢がなんか言うだけ

日記帳 Twitter:@mokugyo327

【ORAS・S13使用構築】慎重マンダとバシャナットサンダー

〔前書き〕

 皆様こんにちは、木魚でございます。

 今回は私がS13で使っていた構築の記事となります。

 なお、この構築は、日頃お世話になっているわっきぃさんより並びを拝借した上で、努力値配分や技構成を弄ったものとなっております。

 ですので、参考元の記事と併せてご覧いただけると幸いです。

 (参考元記事)

wackypoke.blog.fc2.com

〔簡易紹介〕

 使っていたのは以下の6体です。

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バシャーモバシャーモナイト

意地HAS

フレアドライブ/岩雪崩/馬鹿力/守る

ナットレイ@食べ残し

慎重HBDS

アイアンヘッド/宿り木の種/ステルスロック/守る

・サンダー@ゴツゴツメット

図太いHBS

10万ボルト/熱風/毒毒/羽休め

ボーマンダボーマンダナイト

慎重HDS

空元気/地震/龍の舞/羽休め

ニンフィア@カゴの実

控え目HBCS

瞑想/ハイパーボイス/いびき/眠る

マンムー@突撃チョッキ

意地AD

地震/氷柱針/氷の礫/地割れ

 以下、個別に解説いたします。

 なお、今回は人様の並びを拝借した、という経緯があるため、6匹全員を同時に採用しました。

 ですので、今回はいつもの採用順ではなく、並び順での紹介となります。

 

〔個体紹介〕

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バシャーモバシャーモナイト

特性:猛火→加速

性格:意地っ張り

実数値:169-233-101-x-101-138

努力値:H108 A252 B4 D4 S140

技:フレアドライブ/馬鹿力/岩雪崩/守る

調整:

・A特化

・一加速で最速135族抜き

・余りをHに、端数をBDに配分

 

 ボーマンダ軸の裏エース。主にポリクチやマンダマンムーの並びに対して選出します。

 格闘技としてはサイクルを回す機会が多いと考えた事と、ガルーラ+霊の並びを相手取る際に択を作りたくなかったので馬鹿力を採用。

 サブウェポンに、元構築と異なり岩雪崩が入っています。これは、雪崩であれば、この構築で重いメガリザXに対して怯みの勝ち筋を作れる、と考えた事と、めざ氷個体を確保出来なかった事が理由であります。

 使用感についてですが、S11の頃と同様、普通のメガバシャーモといった感じで、非常に信頼出来る仕事振りでした。

 メインウェポンの命中が安定している事もあり、一貫が出来た後は安心してプレイ出来ていました。

 ただ、今期は身代わりの被害に遭ったり、水手裏剣で吹っ飛ばされたりと対策されることが増え、以前ほどの安定性は望めないのかな、とも感じております。

 〔追記〕

 マンダミラーでわざわざバシャを選出する事について、指摘が有ったので補足します。

 理由を端的に言えば、「岩雪崩によって、マンダに対する役割破壊が可能だから」であります。

 ナットレイとサンダーでサイクルを回してマンダを削り、相手のマンダの裏にいるマンムーなりナットレイなりを起点に加速すれば、マンダを上から雪崩で縛る事が可能であります。

 その為、マンダ軸ミラーにおいてバシャを選出する事がありました。

 

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 ナットレイ@食べ残し

特性:鉄の棘

性格:慎重

実数値:181-114-161-x-166-43

努力値:H252 B84 D132 S40 ※非理想個体

技:アイアンヘッド/宿り木の種/ステルスロック/守る

調整:

・H-B:A182ガブリアスの逆鱗を確定4耐え

・Sが一段階下降したS12振りドサイドン抜き

・余りをDに全振り

 

 「バシャナットサンダー」のナット枠。サイクルを回すこの構築において、中心的なポジションを担うポケモンでもあります。

 技は、HPを確保するための宿り木と守る、マンダをサポートしつつ、サイクルの中で相手を削るステロまでは確定。ラスト一枠には、ニンフィアに対し安定した打点が欲しかった事と、トリル下において、クチートに対し怯みを狙いたかった事からアイアンヘッドを採用しました。

 本構築において、ナットレイはフェアリー受け・ガルーラストッパー・クッション・ステロサポートなど、多彩な役割を持っております。そのため、統計は取っていませんが、選出率はトップでした。

 使用感も申し分なく、サイクルの中で、宿り木と守るによって体力を回復させつつ、宿り木ダメとステロダメで負担をかけていけるところが優秀だと感じました。まさに本構築の大黒柱といった活躍でした。

 ちなみに、このナットレイ、Sラインが変な事になっています。これはS12の頃にアームハンマー持ちのドサイドンとマッチングし、脅威に感じた事が原因です。アームハンマードサイに対して、アームハンマーのSダウンによって素早さを逆転させつつ、宿り木+守る+アイへでドサイを削り倒したいと考えたので、このようなS調整を行いました。

 しかし、実際にはドサイとほとんど当たらず、このSラインが生きた場面もほぼ無かったので、正直このS調整は失敗でした。Sの努力値をBDに割いた方がいいと思います。

 

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サンダー@ゴツゴツメット

特性:プレッシャー

性格:図太い

実数値:191-x-150-145-110-124

努力値:H228 B252 S32 ※非理想個体

技:10万ボルト/熱風/毒毒/羽休め

調整:

・H:16n-1

・B特化

・S:準速70族抜き抜き

 

  この構築におけるゴツメ枠。この構築を使い始めた当初、真っ先に変更を考えた枠でもあります。

 と言うのも、このポケモン、意地ガブの逆鱗を確定2耐え出来ないほど、とにかく数値が足りないからであります。

 しかし、10万+熱風の技範囲と、羽休めという高速回復技、そして毒羽による崩し性能を全て両立できるポケモンは他に見つからなかった為、しぶしぶ続投させる事にしました。

 このように、当初は消極的な採用理由で入って来たポケモンでした。

 当然、選出率も置物同然......かと思いきや、予想以上に高い選出率でした。ナットレイと共にサイクルの柱として活躍した印象です。

 特に、やや面倒なナットレイハッサムを熱風で焼却処分出来る点や、回復技がある点は、小回りが利いて扱い易かったです。

 ただ、その一方で麻痺も撒きたいしめざ氷も撃ちたいしでとにかく技スペースが足りませんでした。

 また数値も足りていませんので、繊細なHP管理を要求されるなぁと言うのが使った感想です。

 技は、マンダに居座れる打点が欲しかったので10万を採用、続いてナットレイハッサムを焼く熱風、回復技の羽休め、耐久ポケモンマンムーを崩す毒を採用しました。

 

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ボーマンダボーマンダナイト

特性:威嚇→スカイスキン

性格:慎重

実数値:201-165-150-x-152-145(メガ後)

努力値:H244 D228 S36

技:空元気/地震/龍の舞/羽休め

調整:

・H4n+1で最大

・メガ前最速バンギ抜き

・余りD

 

 S12終盤、本構築を組むきっかけとなったポケモンです。ファイアローに対して後投げが可能で、なおかつ鬼火で止まらないポケモンとしての採用となりました。

 技は、AとSを底上げする龍舞と、複数回舞う為の羽休めは確定。飛行技としては、鬼火読みで出す場面が多い事から空元気を採用しました。地震は、鋼タイプへの汎用的な打点としての採用となります。

 このポケモン、元々はS12終盤に育てた個体です。

 レートを大きく溶かし、行き詰まりを感じていた頃に、ある方から勧めていただき、採用を決意した、と言う経緯があります。

 採用当時は、パーティに採用してみたはいいものの、実際に選出して回さない事には謎が多すぎるポケモンでした。私自身、S12終盤に使い始めた当初は、こんな数値の低い奴をメガ枠に採用してきちんとパーティが回るのか?と不安で仕方がありませんでした。

 しかし、実際に使ってみると、その性能は予想よりも遥かに高いものでした。

 特にその耐久力には何度も驚かされたのを覚えています。

 懸念事項だった火力面についても、思ったより鬼火を浴びる機会が多かった事もあり、エースとして十分な火力を発揮してくれました。

 例えば、ステロ+状態異常空元気2回でHBスイクンが吹っ飛びます。

 ただ、毎回状態異常を浴びる訳ではなく、空元気の威力が70のまま戦わねばならない時があり、そういう時には捨て身の瞬間火力が欲しいと感じました。地震と選択かもしれません。

 こいつに関しては現在、ある仮説を立てており、それについて何か書こうと思っているところです。

 

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ニンフィア@カゴの実

特性:フェアリースキン

性格:控え目

実数値:201-x-107-149-151-86

努力値:H244 B172 C44 D4 S44

技:ハイパーボイス/いびき/瞑想/眠る

調整:

・H4n-1で最大

・H-B:A無振りエアームドアイアンヘッド高乱数2耐え

・C:H252振りメガヘラに対するハイボの乱数が動くライン

・S:無振り65族抜き

 

 ここまでで重い高耐久ポケモンを崩す事が出来、なおかつボルトロスをある程度ケア出来るポケモンとしての採用となりました。また、受けループを崩すための駒でもあります。

 型が瞑想型なのは、クレセドランや受けループを崩すためであり、調整もそれらの仮想敵を意識したものとなっています。

 技は、瞑想型である以上瞑想と眠るは確定、メインウェポンのハイパーボイスも切る理由が無いので確定としました。

 最後のいびきは、元構築を参考にしたものです。瞑想を複数回積む事が出来れば、素眠りに後出ししてきた物理ポケモンをいびきで返り討ちに出来る上、Sで勝っているポケモンに対しては怯みの勝ち筋を狙える、という訳です。

 使用感については上々といった所です。「瞑想」という積み技と、「眠る」という回復ソースがあるおかげで、Sの遅い構築に対しては、高い詰ませ性能と抜き性能を発揮してくれました。

 ただ、私の場合、あまり瞑想を積むタイミングを掴みきれていなかった事と、S11の頃に使っていた眼鏡の火力に慣れてしまっていた事が重なり、十分には使いこなせていなかった、とも感じています。

 実際、「眼鏡だったら勝っていた」という試合も何度かあり、眼鏡の火力が恋しくなる事もありました。

 

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マンムー@突撃チョッキ

特性:厚い脂肪

性格:意地っ張り

実数値:187-199-100-x-112-100

努力値:H12 A244 D252 

技:氷柱針/地震/氷の礫/地割れ

調整:

・A:CSウルガモス地震+礫で高乱数で落とせるライン

・H-D:C145ボルトロスの草結び高乱数2耐え

 

 ボーマンダの相方。ボルトロスライコウなどの、マンダが隙を見せる高速電気を受けるポケモンとしての採用となりました。 

 技は、削れた電気・氷四倍龍への遂行技であり、マンムーアイデンティティーでもある礫と、メインウェポンの地震は切る理由が無いので確定としました。続いて、氷技として身代わりを貫通出来る氷柱針を採用。サブウェポンには、高耐久ポケモンや、ピクシーに対してワンチャンスを作れる地割れを搭載しました。

 体感ではありますが、今期のボルトロスは気合玉の搭載率が落ちており、代わりに臆病HSベースで10万/めざ氷/電磁波/悪巧みという技構成の個体が増えていたように思います。

 上記の様なHS臆病悪巧み型はマンムーに対して有効打を持ちません。その為、今期のマンムーは割合ボルトに対して仕事が出来たと思います。

 他の電気に対して掛ける圧力は相変わらずで、さすがマンムーといった活躍を見せてくれました。

 ウルガモスに対して選出した試合にて、毎回きっちりウルガモスを処理してくれた有能ポケモンでもありました。

 また地割れについても、これで勝ちを拾った試合もあり、私としてはこれで良かったと思っております。

 

〔選出〕

ナットレイ+ボーマンダ+1

 本構築の基本選出、ガルーラスタンにもこれで対応します。

 ナットレイでステロを撒きつつ、マンダの一貫を作りに行きます。

 ガルーラスタンに対してこの選出をする場合、ガルーラに対してナットレイが出来る仕事量と勝率が比例しているように思えます。

 ちなみに、ガルクレセサザンに対してもナットマンダ+マンムーorニンフィア、という選出で対処出来ます。

 

バシャーモ+ナットレイ+マンムー

 ポリクチ系統に対するメタ選出、ポリクチ以外にも、バシャーモが刺さっている、と判断した場合、たいていはこの並びで選出していました。

 ナットレイクチートの裏にいるガブやカイリューポリゴン2に対するクッションであり、ナットをクッションにしつつステロを撒き、バシャーモもしくはマンムーの一貫を作りに行きます。

 

☆サンダー+ナットレイ+バシャorマンムー

 主にマンダ軸ミラーに対するメタ選出です。

 サンダーでマンムーに毒を当ててからナットレイマンムーを受けます。ついで、マンダ交換読みでステロや宿り木を撒きつつ、ナットレイとサンダーでサイクルを回し、相手のマンダをバシャーモorマンムーの圏内に入れる、という所を目標に立ち回ります。

 ちなみに、この構築を見せた時、ある方から「マンダマンムーきつくない?」という質問を受けましたが、きつくないです。

 むしろ、相手のマンダが考えている事は読みやすかったのもあり、きついどころかかなり高い勝率を出せていた印象です。

 

〔苦手なポケモン

☆炎技持ちガルーラ

 ナットレイがあっさり焼却処分されます。

 ガルーラが炎技を覚えている事が分かっていれば、サンダーを出すなりバシャーモを出すなりといった対応も出来なくはないものの、初見のガルーラが何を覚えているか判別するのが困難である為、たいてい読めずに焼却処分されます。

 そうなった場合、ガルーラストッパーが失われる為、ほぼ確実に押し負けます。

 

☆身代わりガルーラ

 バシャーモ対面やナットレイ対面で不意に身代わりを貼られ、グロウパンチの起点を作られると、切り返す手段が乏しいです。

 

ゲッコウガ

 マンダ軸永遠の敵。

 特にきついのがASベースの珠両刀型、ナットレイをけたぐりで、マンダを珠冷凍ビームで突破してくるため、受けが困難です。

 バシャーモで止めようにも、水手裏剣5発でバシャーモが死んでしまうため、安定する訳ではありません。

 一方で、けたぐりの無い個体はナットレイで止まるので、割となんとかなった印象です。

 

メガリザードンX

 龍技でマンダを、炎技でナットレイを縛って来るため厄介です。

 マンダと対面させて逆鱗を誘う、あるいはバシャーモの雪崩で怯ませる、といった無理のある処理ルートしか見つけられませんでした。

 

☆めざ氷バシャーモ

 大文字+めざ氷でマンダを縛って来る上に、バシャーモ側は技を自由に撃ち分けられる為、不意に当たるとナットマンダのサイクルを崩されます。

 特殊型である事を読めていれば、ニンフィアで対処出来るため、そこまで絶望的にきつい、という訳ではありません。

 

☆凍える風持ちゲンガー

(1)鬼火とシャドーボールのゴリ押しでナットレイを突破されます。

(2)凍える風でマンダを突破されます。

(3)対戦ありがとうございました。

 

〔きつかった並び〕

☆ゲンガナンス

 全体的にSが遅いこの構築の場合、ほぼ確実に滅びゲンガーに仕事され、サイクルをカットされます。

 そうなってしまうとサイクル戦をさせてもらえないため、一体ずつ滅びロックで持って行かれて負けます。

 

☆バトンパ

 バトンギミックを阻止する手段が乏しい上に、誰も壁下のエーフィを突破出来る気がしません。

 2回ほどマッチングし、2回ともエーフィを突破出来ずにボコボコにされました。

 

☆ヘラクレセドラン

 そもそも、ヘラ軸に対してサイクルを回すこと自体がしんどいです。

 また、釣り交換を駆使して上手くヘラとマンダを対面させたところで、クレセリアに引かれて終わりですし、クレセリアニンフィアの対面を作るとヒードランが眼鏡だった場合ケアが効きにくい、といった具合に、肝心のサイクル戦でジリ貧になっていた印象です。

 

〔結果〕

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最高レート1852/最高順位1346位

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最終レート1777/最終順位2830位

 

〔雑感〕

 私は今期も今期とて懲りずにマンダ軸で潜っていたものの、思うようにレートが上がらず苦しいシーズンとなりました。

 実際、構築自体には手応えを感じていたにもかかわらず、1900や2000はおろか、自己最高レートにすら到達できませんでした。

 そして最後には連敗を重ねて1800すら切ってしまうという悲惨な有様でした。その溶かしっぷりといったら、悔しさを通り越して虚しさすら覚えたほどです。

 勝てなかった理由を考えてみるに、

(1)選出が噛み合わなかったこと

(2)ガルーラスタンに苦しんだこと

の2点が考えられます。

 (1)をより端的に言えば「選出が読めなかった」ということであります。これは正直「私が弱かった」という事でしかありません。強いて言葉を加えるならば、相手PTの性質を見抜けなかった事と、選出されやすいポケモンの種族・型・順番についてきちんと統計データを取っていなかった事、そして個々のポケモンに対する理解が足りなかった事が背景に有るのかな、と思います。

 それよりも深刻なのは(2)のガルーラスタンに関する問題で、正直もうどうしたらいいのかさっぱりわかりません......

 ガルーラスタンに関する問題を細分化すると、

(A)今期の環境に関する問題

(B)ガルーラ自体に関する問題

の二つに分かれるように思います。

 (A)の問題とは、言ってしまえば炎技持ちガルーラ、及び身代わりガルーラの増加です。

 今期は秘密の力と炎技を両立したガルーラが増加しており、そういったガルーラとマッチングするたびに、こちらのナットレイが焼却処分されてしまいました。これが、このPTにとって強烈な逆風でした。

 実際、レートを溶かした当日だけを見ても、初戦で身代わりガルーラに当たり、その後2試合挟んで2連続で炎技持ちガルーラに当たりと散々な状態で、ことごとくこちらのナットレイが鉄くずとなった事は言うまでもありません。

 (B)の問題を具体的に言えば、「ガルーラの型が多すぎて対策しきれない」という問題です。

 実感なさっている方も多いかと思いますが、最近のガルーラはもはや「自慢のガルーラ披露大会」と化しており、並びや技の一つを見ただけではもう何が何だか全く予測出来ません。

 グロウパンチ型一つを取っても、HAグロウ捨て身なのか、ASグロウパンチ型なのか、それともグロウ秘密身代わり型なのか判別出来ません。

 このため、「メジャーなガルーラ全部にメタを張ってサイクルを回す」という事が非常に困難だと感じられました。これについては解決策は無い、というより解決できない気すらしています。

 なんというか、シーズンが進むにつれて、サイクル構築の運用がどんどん難しくなっているような感覚があります。

 ......とここまで散々辛い辛いと言ってきましたが、この構築自体が弱いとは思っておりません。

 実際、サイクル戦に持ち込む事さえ出来れば、格上の相手であっても互角以上に戦う事が出来ていたため、パーティーパワー自体は優秀だと感じております。

 また、慎重マンダの性能についても申し分なく、火傷空元気で全抜きした事も何度もありました。

 このような事から、このパーティ自体は、私がやりたかった事を概ね実現出来るパーティではあったのだと、シーズン13を惨めな気持ちで終えた今でも思っております。

 結果を残すことで、アドバイスをくださったわっきぃさんに恩返しがしたかったです。それを果たせなかった事が無念でなりません......

 今の心境についてですが、ご覧の通り、非常にくよくよしております。この構築、シーズン13いっぱいで解散するつもりでいたものの、ひょっとしたらまたしれっと使うかもしれません。それくらい、この並びには手応えと愛着を感じております。

 ボーマンダはまだ戦えるはずなのです、それを自力で証明出来ずに悔しいですし残念です......

 ずいぶんくよくよした文章となってしまいました。

 今期は自分がいかに弱いのか実感したシーズンでした。来期以降は、対戦回数を増やして経験値を積むとともに、ポケモンの幅を広げて出直そうと思います。

 兎にも角にも、本記事をご覧の皆様が少しでもボーマンダというポケモンに興味を持ってくださる事、そしてその中から、一人でも多くの方がボーマンダ入りで高レートに上りつめる事を祈っております。

 最後になりますが、シーズン13にて私と対戦して下さった皆様、本当にありがとうございました!

 

〔Special Thanks〕(敬称略)

 わっきぃ

 TATSU