構築記事を書くうえで
ポケモン対戦をある程度やりこんでいる方なら、誰もが目にするであろう構築記事。
今回は、私が構築記事を書くにあたり、心がけている事を書く。
記事を書く際、特に意識しているのは以下の4点である。
(1)採用理由を出来るだけ詳しく書く
(2)各ポケモンの使用感や、選出についても書く
(3)勝てた理由、もしくは勝てなかった理由まできちんと書く
(4)できるだけ速く、かつ一気に書く
以下、個別に解説する。
(1)を具体的に言うならば、「採用するにあたり、そのポケモンに求めた条件を全て書く」という事である。
例えば、この記事において、
サンダーの採用理由を「ゴツメ枠として採用しました。」とだけ書いたとしよう。この場合、読者には「どうしてサンダーでなければならなかったのか、ゴツメボルトロスではなぜダメなのか」が伝わらない。
しかし、ここを「10万+熱風の技範囲と、羽休めという高速回復技、そして毒羽による崩し性能を全て兼ね備えたポケモンとして採用しました。」と詳しく書けば、「ゴツメボルトロスでは毒羽の崩し性能も、回復ソースも無いからダメなのだ」という意図が伝わる。
技構成についても同じ事で、「どうしてこの技でなければならないのか」が伝わるように、と意識して書いている。
続いて(2)、使用感や選出について書く、という事。
これを意識するのは、「人の構築を回す際は、なるべく元構築の作者に近い感覚で使えるようにすると良い」という文章に感銘を受けたからである。
もし、私の構築に興味を持ってくださる方が居るならば、その方と私の考えや感覚を可能な限り共有出来るようにしたい、そういう思いがある。
また、人の並びを拝借して使う場合、選出パターンがあるだけで、かなり回し方を覚えやすい、とも感じた。
最後に(3)、「理由を書く」という事について。
これを心がけるのは、構築記事を読んでいても、「なぜ勝てたのか(もしくは勝てなかったのか)がわからない」という事が多かったからである。
「理由」もまた、結果が成功にせよ失敗にせよ、読者にとってプラスになる事であると思う。そして、構築記事にあまり書かれない事ではないかと思う。
(4)は、記事の内容自体とは関係ないものの、個人的に重要だと考えていることの一つ。
その理由としては、外的な理由と、内的な理由が挙げられる。
まず外的な理由であるが、これは言ってしまえば「鮮度の高い記事のほうが閲覧数を稼ぎやすいから」である。
構築記事のような、具体性の高い情報の場合、できるだけ新しい情報のほうが受けはいいであろうし、受けがいいほうが閲覧数を稼ぎやすいに決まっている。
次に内的な理由であるが、あまり記事に時間をかけてしまうと、その構築の使用感や、各ポケモンの採用理由について考えていたことを徐々に忘れてしまう、ということが挙げられる。それだけならまだしも、最悪の場合、その構築自体がどうでもよくなり、記事を完成させる意欲を失ってしまい、書きかけの記事を塩漬けのまま放置、という悲しい事態に陥ってしまうのだ(本ブログにも塩漬けの記事がいくつかある......)。
構築記事以外についても書こうかと思っていたが、冗長になるので辞めておく。