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エンジョイ勢がなんか言うだけ

日記帳 Twitter:@mokugyo327

もっと「不合格体験記」が世に出てもいいと思うの

春、3月。 

この時期あたりから、ある物が出回るようになる。

 それは、「合格体験記」という奴だ。

 そこには、「塾の指導のおかげで東大に受かりました!」とか「この勉強法を実践したら偏差値が上がりました!」といった、合格体験が綴られている。

 確かに、こうした「合格体験記」そのものには意味があるし、合格を勝ち取られた事自体は素晴らしい事である。特に、学校内で先輩方の合格体験記が配られるような場合は一読すべきだろう。こうした体験記は、予備校が出す合格体験記よりも内容が深く、有用な参考書などの、具体的な情報が掲載されている。そのため、その先輩と同じ大学を志望する場合は、必ず合格体験記に目を通しておくべきだ。

 

 しかし。実は、こうした「合格体験記」に隠れた「不合格体験記」こそ、合格体験記と同等、もしくはそれ以上に価値のある物だと考えている。

 何故か。それは、「合格するパターンは千差万別であるのに対し、不合格になるパターンはだいたい共通しているから」である。

 そもそも、合格するために必要な事は、合格出来る学力をつける事と、本番でそれを発揮する事、の二つだけである。

 では、どうやって学力を伸ばすのか?といえば、これはもう人それぞれとしか言いようがないと考えている。得意科目と不得意科目の差が激しいのかそうでないのか、家で勉強出来るタイプなのか外でしか勉強出来ないタイプなのか、etc......と言った要素によって、実行すべき勉強法は異なってくる。

 このため、「自分はどのように勉強すべきか?」という点において、「合格体験記」が必ずしも参考になるとは限らないのである。

 

 一方で、「不合格になるパターン」というのは、意外にも共通している、と考えている。

 例えば、勉強法が間違っていたとか、娯楽の誘惑に負けてしまい十分な勉強量を確保できなかったとか、センター試験でマークミスをしたとか。

 こういう失敗例の方に異論が出る事はないのではないか。

 だからこそ、失敗例、つまり「不合格体験記」には反面教師としての価値がある。「こういう勉強法を続けていると、高確率で落ちますよ!」という警告となるわけだ。

 

 それ故、本記事をご覧の方のうち、不合格体験をお持ちの方がもしいらっしゃるなら、是非それを公開して欲しい。特に、「勉強法」という点で、高校生達の反面教師となって欲しい次第である。