鋼枠雑感
今回は、「鋼枠」として採用してきたポケモンたちについて、使用感を纏めておこうと思います。
個人的には最も信頼している鋼枠。
宿り木の種により、「相手にダメージを与えて流す」、「体力を回復する」、「相手のHPラインを把握する」という三つの行動を一手でこなせるのが非常にサイクル向きだと感じました。宿り木自体も、食べ残しや守ると合わせれば、かなりの回復力になります。
しかもタイプ・数値ともに優秀であり、広い範囲を誤魔化すことが出来る点も、自分に合っていると感じます。
反面、宿り木を撃ち続けるため、外しのリスクを常に背負っている点と、不意の炎技であっさり死んでしまうことがある点は、精神衛生に悪いですね......
使っていたのは毒守型と剣舞型です。
前者は、ポリゴン2を崩す駒としては扱いやすいと感じました。食べ残しを回復ソースとして使える点や、ポリ2とセットで採用されやすいクチートをシャドボ2発で突破できる点もいい感じです。
しかし、この型の場合、鋼タイプでありながら、瞑想ニンフィアに勝てないため、この型のニンフィアがパーティ単位で重くなってしまう点は欠点といえます。
後者の剣舞型であれば、瞑想ニンフィアに対抗する駒として使うことが出来ます。なおかつ、珠を持てばクレセドランの並びを崩せる点も有用でした。
一方、キングシールドを搭載しない場合、一度殴った後は影打ちで捨てるか、交代するかの2択になりやすいことと、電磁波やイカサマに弱くなる点が気がかりです。
使っていたのは残飯型と眼鏡型の二つです。
前者は、挑発を搭載することで、瞑想ニンフィアやクレセリアへの回答となり、なおかつマグマストーム・鬼火・挑発の3つを合わせることで、クチートや受けループに対抗できる点がサイクルを回すうえで、「読み」の負担を軽減してくれたと感じます。
ただ、ナットレイ以上に技の命中率が低いので、その意味では不安定になりやすく、はらはらしながら対戦していました。
一方の眼鏡型は、眼鏡の火力によって崩し性能と対フェアリー性能を兼ね備えているように感じました。
しかし、こちらは拘っているせいで起点になりやすい、と感じます。このポケモンを扱う場合、先を見据えた「読み」が求められるように思われ、扱いが難しいと感じました。
能力的には「鋼枠」といえるか怪しいものの、タイプ上は鋼枠なのでエントリー。
一応、悪戯心のおかげで、ゲッコウガやゲンガーに対抗可能なポケモンの一匹ではあり、その点は評価できると思います。
しかし、火力がなさすぎるせいで後続に負担がかからず、サイクル負けしやすいのは大きな欠点です。しかも、鋼技を持たないため、場合によってはニンフィアにすら押し切られることがあり、正直「鋼枠」として扱うのは無理があるかな、という印象です。
ざっとこんなところでしょうか。新たな鋼枠に手を出した場合は、随時加筆していこうと思います。
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