【ポケモンサンムーン】マッシブーンの調整案
今回は、第7世代でマンダを採用するにあたり、補完枠としてマッシブーンが優秀であると感じたので、浮かんだ調整案を纏めます。
案(1)調整振りオボン
マッシブーン@オボンの実
性格:意地っ張り
特性:ビーストブースト
実数値:184-210-160-x-95-108
努力値: H12 A252 B4 D172 S68
確定技:吸血/アームハンマーor馬鹿力
選択技:冷凍パンチ/雷パンチ/地震
調整:
・H-B:A227メガギャラドスのA+1滝登りをオボン込みで確定2耐え
・H-D:C172ポリゴン2のC+1冷凍ビームでオボンが確定で発動、且つオボン+吸血の回復量込みでC172ポリゴン2のC+1冷凍ビーム+トライアタックを確定で耐える
・S:4振りFCロトム抜き
第7世代のマンダ軸にとって、メガギャラドスやポリゴン2が大きな障害となる、と考えました。前者は壁展開からマンムーあたりを起点にされるとマンダでも切り返すことが難しく、後者は捨て身で確2をとることが出来ないため毒羽以外の型では崩しにくい、という問題があります。
これらの相手に対して、マッシブーンは強く出て行けると考えました。前者に対しては高耐久故に龍舞メガギャラドスのストッパーになることが出来、後者に対しては高火力格闘技によって大幅に削ることが出来るからです。
これらのことから、このマッシブーンに要求する仕事としては、
(1)龍舞メガギャラドスを止めること
(2)ポリゴン2を受けだしから崩す(突破してしまう事を含む)
という2点が挙げられます。
型について、当初は後述するADベースのチョッキ型を考えていたものの、オボンの実を持たせてHBに少し振るだけでメガギャラドスのA+1滝登りを2耐え出来ることが判明したため、オボンの実を持たせることにしました。
また、このマッシブーンはあえてDを削っていますが、これについては説明が必要でしょう。メガギャラドスを止めるのに必要な分以外の努力値を全てDに回すことも考えられるのですが、その際、ポリゴン2への遂行に関してある問題が発生します。それは、「オボンが発動しないまま冷凍ビーム+トライアタックで落ちてしまう可能性がある」という問題です。
メガギャラへの遂行に必要な分以外の努力値を全てDに振った場合の実数値は103です。この時ダメージ計算をしてみると、C172ポリゴン2のC+1冷凍ビームのダメージが85~101,次のターンのマッシブーン側からポリゴン2側への吸血のダメージ量が58~69、返しのトライアタックのマッシブーンへのダメージ量が114~135、となります。
つまり、「冷凍ビームと吸血でともに低乱数を引き、なおかつトライアタックが高乱数を引いた場合、マッシブーンが落ちてしまう」という事であります。これは、「マンダポリ2対面からマッシブーンにバックしつつ冷凍ビームを受けてもらい、吸血+格闘技でポリゴン2を崩す」という運用を想定するとき大きな問題であると考えました。
そこで、この問題を解決するべく、あえてDを少し削り、ポリゴン2のC+1冷凍ビームで確実にオボンを発動させられるようにすることで、吸血と合わせて次のトライアタック圏外まで回復させられるようにした、というわけです。
なおここまで技構成についてあまり触れていませんが、割とそれに関しては自由度が高い、と考えています。遂行に必要な技は吸血と格闘技だけであり、2枠程技スペースが余っているからです。
案(2)ほぼADぶっぱ
マッシブーン@突撃チョッキorオボンの実
性格:意地っ張り
実数値:183-209-160-x-105-100
努力値: H4 A244 B4 D252 S4
確定技:吸血/アームハンマーor馬鹿力
調整:
・H-B:A227メガギャラドスのA+1滝登りをオボン込み超高乱数2耐え
・H-D:C194サザンドラの眼鏡大文字確定耐え
・余りをA、端数をSに配分
案(1)の原型となった配分、ここまでDに振るとチョッキ込みでサザンの眼鏡大文字を確定耐えするようになるので、チョッキを持たせることも選択肢として挙げられます。
ギャラドスについても、メガシンカ後であれば吸血の回復を合わせることで乱数次第ではあるもののA+1滝登りを2耐え出来るため、ギャラドスよりもポリゴン2やサザンドラを重く見るならばこちらの配分でチョッキを持たせるのが良いでしょう。
こちらの配分の場合、ギャラドス対面で安定択を確保するために雷パンチの優先度が高くなるでしょうか。
以上2案が、現在私が考えているマッシブーンの調整案であります、よろしければ使ってみてください。
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