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【没構築】バシャマンダ

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  今回は、メガバシャ解禁に伴って作成した、バシャマンダの2メガ構築を供養いたします。


〔構築の経緯〕

(1) バシャマンダの2メガ使いたい!

(2)リザXを捌く枠としてゴツメカバを採用

(3)クレセリアギャラドスが重いのでレヒレを採用

(4)ステロを覚えるテテフ受け兼マンムーへの誤魔化し枠としてナットレイを採用

(5)ゲッコウガとリザYがまずいのでスカーフレボルトを採用

 流石にもう少しやりようはあったと思います。

 

〔個別紹介〕

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バシャーモ@バシャーモナイト

特性:猛火→加速

性格:意地っ張り

実数値:156-233-101-x-102-150

努力値:H4 A252 B4 D12 S236

技:膝/フレドラ/守る/バトン→雪崩

調整:

・A特化

・1加速で最速フェローチェ抜き

・余りを振り分けてDL対策

 今回の組み始め、型はオーソドックスな意地っ張り膝メガバシャです。

 当初はレヒレにつなぐ事を意識してバトンを採用していたものの、リザYがあまりにもきつかったので雪崩に変更しました。

 このポケモン、一貫を取れれば強かったものの、膝を撃つタイミングが6世代の頃以上にシビアになっていると感じました。

 案外、馬鹿力型の方が使いやすいのかもしれません。インファバシャが欲しい......

mokugyo327.hatenablog.com

 このポケモンについては、こちらの記事でも感想を纏めておりますので、宜しければ合わせてご覧ください。

 

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ボーマンダ@ボーマンダナイト

特性:威嚇→スカイスキン

性格:陽気

実数値:181-186-150-x-112-189

努力値:H84 A172 D12 S252

技:捨て身/身代わり/毒/羽

調整:

・H-B:A182ガブの封じを身代わりが威嚇込みで最高乱数切り耐え

・A:捨て身でCSリザYが確定

・メガ前DL対策

・最速

 2メガの片割れ、リザ軸などに選出していました。カバリザの並びを崩したかったので毒羽型です。捨て身はリザY意識。

 このマンダ、捨て身はともかく毒羽型にしたせいで、構築単位で鋼が重くなってしまいました。反省しております。

 

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カバルドン@ゴツゴツメット

特性:砂起こし

性格:腕白

実数値:215-133-187-x-92-67

努力値:H252 A4 B252

技:地震/氷の牙/ステロ/怠ける

 いつものゴツメカバ。今回は、リザXやガルーラ、クチートといったポケモンを受けられてバシャマンダと相性のいいゴツメ枠として採用しました。見た目上、電気の一貫を切れる点も高評価です。

 

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カプ・レヒレ@カプZ

特性:ミストメーカー

性格:図太い

実数値:175-x-183-115-150-108

努力値:H236 B252 S20

技:塩水/自然の怒り/ムンフォ/挑発

 いつものレヒレ。今回も、耐久ポケモンを崩せてギャラドスのストッパーになれる枠として採用しました。

 ミストフィールドで相手の状態異常戦術に蓋が出来る点も優秀です。

 

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ナットレイ@食べ残し

特性:鉄の棘

性格:生意気

実数値:181-114-158-x-178-22

努力値:H252 B52 D204

技:ジャイロ/宿り木/ステロ/守る

調整:

・H-B:A156ミミッキュのA+2Zシャドークローを高乱数耐え(急所込みで82.03%)

・H-D:C155ゲッコウガの珠一致めざ炎を最高乱数切り耐え

・最遅

 毎度おなじみナットレイ。今回も、テテフやマンムーを止めつつ、ステロを撒くのが仕事です。

 性能自体は悪くなかったものの、こいつのせいでリザYに隙を見せやすくなった部分があるので、今回ナットレイを採用したのは失敗だったかもしれません。

 

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霊獣ボルトロス@拘りスカーフ

特性:蓄電

性格:控えめ

実数値:159-x-90-210-119-136

努力値:H36 C208 D108 S116

技:10万/ボルチェン/めざ氷/ヘドウェ

調整:

・H-D:C155ゲッコウガの一致冷凍ビーム耐え

・スカーフ込みで最速メガゲンガー+4

・余りC

 電気の一貫を切りつつ、ゲッコウガやリザへの対応策として採用しました。スカーフを持っているのはゲッコウガを抜くためです。

 なおかつ、リザを迎撃する際にも鍵となるポケモンです。

 詳しく言うと、リザを対策する際は、「リザより速い高火力電気+リザX受け」の並びでリザ側を後手に回すのが有力ではないか、と考えており、このレボルトはそのアイデアを形にしたものだ、という訳です。

mokugyo327.hatenablog.com

 S2にて採用した時の記事(上記リンク参照)では「使い辛い」とこき下ろしていたスカーフレボルトですが、今回は多少なりとも働いてくれたと感じます。相変わらず、運用には苦労するポケモンですが......

 

〔反省点〕

 この構築、一見するとそこそこ戦えそうですが、実際には1500台に突入してしまうほどの悲惨な有様でした。

 反省点としては、

(1)ミミッキュ入りに対する動きが窮屈

(2)流石にリザYに薄すぎた

(3)バシャ受け+鋼の並びが厳しい

という3点があります。

 (1)は、特にメガバシャ軸で選出したときに感じたことです。ミミッキュが選出画面で見えていた場合、「膝をミミッキュにすかされる」という可能性を常に考えながら立ち回らねばならず、非常に神経がすり減りました。

 膝を霊にすかされる現象自体は6世代の頃からあった話ですが、ミミッキュは環境の上位にいるポケモンであり、なおかつ膝をすかした後のメガバシャを処理出来てしまうので、これまで以上に神経を使う必要があると感じました。正直、ミミッキュを見るたび、毎ターンのように膝を撃つか、ミミバックをケアするか、という択ゲーをやっていては、安定して勝てるはずがないですね......

 (2)は、選出画面でリザの裏にカバがいた場合に発生する問題です。

 というのも、リザYがニトチャめざ氷型だった場合、ナットレイあたりとリザYが対面した瞬間ニトチャから全抜きされてしまうからです。

 ならば、という事でバシャを構えて対応しようとしても、裏のカバルドンに止められて流され、カバに投げたレヒレをリザYに狙われて結局崩される、という事も考えられます。

 (3)でいう「バシャ受け+鋼」というのは、具体的にはクレセドランやラティアスクチートといった並びの事です。

 この構築は、鋼への崩しをバシャに依存している節がありますが、そのバシャを裏に止められてしまうと結局サイクル負けします。

 ......と以上のように、今回組んだバシャマンダの2メガは色々と欠陥の多い構築でした。そろそろ当たりの案を引きたいですね......