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【ポケモンSM】メガメタグロス雑感

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 今回は、今期メガメタグロスに手を出したので、その感想を纏めます。

 使ったのは陽気AS振りでアイへ/バレット/冷パン/アムハンという型、普通のASグロスです。

 このポケモン、欠点として感じているのは「色々な部分で足りない」ということです。

 技から話すと、メインウェポンのアイへと思念、クレセリアに抗える毒、リザYを飛ばせる岩技、ガルドに抗える地震、マンダ軸に強くなる冷パンなど、有用そうな技こそ豊富なものの、これら全てを盛り込みたい、と感じる場面が多々ありました。技スペースは4枠しかないのに。いわゆる器用貧乏ということになるんですかね......

 また、攻撃性能という面で見ても、火力・素早さともにもう一歩足りない所があります。

 火力面について言えば、A145かつ硬い爪1.3倍補正付き、と言えば非常に火力が高いように見えますが、技の威力が低すぎて、実際の火力指数は案外それなり、といった感じでした。等倍の相手を1回で殴り倒すには力不足、というところでしょうか。

 A種族値が同じメガマンダと比較すると、A197メガマンダの捨て身が指数42552に達するのに対し、A197メガグロスのコメットパンチは指数34573にしかなりません。だいたいマンダの8割位の火力しか出せない、という事ですね。

 Sについても、110という種族値は一見速いように見えていましたが、仮想敵より遅い事も多かったです。特にマンダやルカリオより遅いのは痛く、削れてしまうと打ち負けてしまう事がありました。

 一方で、強みを感じる部分もありました。アタッカー達と堅実に殴り合えるところです。

 メガグロスはアタッカーなのに耐久力、特に物理耐久に優れています。具体的にはASぶっぱでも、H175-B150マンダとほぼ同じラインの物理耐久があります。

 技についても、スペースが足りず、机上論ほどの範囲を確保できないとはいえ、4枠だけでも決して範囲は狭くありません。

 火力を見ても、1回で相手を倒したり、数値受けを崩しには足りないものの、相手を2回殴る前提であれば充分なラインです。

 このおかげで、大抵の技を1度耐えつつ、打ち合いで勝てるタイマン性能が優秀だと感じました。

 このポケモンを採用する際は、裏に繰り出し性能と崩し性能の高いポケモンを置いておきたい、というのが使った感想です。

 メガメタグロスは対面性能が優れている反面、崩し性能はやや低く、数値受けに止められるとサイクル負けする恐れがあります。

 その対応として、数値受けに後投げしつつ、そこから相手の布陣を崩せるようなポケモンを裏に配置する事が望ましいのではないか、と考えております。

 思ったよりも難しいポケモンでしたが、上手く使いこなせるようになりたいです。