【USM・第2回ホズラッシュ使用構築】ボルトランドゲコグロス
〔前書き〕
ホズラッシュに参加された皆様お疲れ様でした。
今回は、私がホズラッシュで使用していた構築を紹介いたします。
なお本構築はこちらの並びを改造したものです。よろしければ併せてご覧いただけると嬉しいです。
〔個別紹介〕
以下の6体で潜っていました。
特性:クリアボディ→硬い爪
性格:陽気
実数値:167-185-171-x-131-178
努力値:H92 A156 B4 D4 S252
調整:
・H-B:A182ガブリアスの地震+鮫肌耐え、A216霊獣ランドロスの地震を高乱数耐え
・最速、余りA
元記事から変更無し、本構築組み始めのポケモンです。技は遂行技のアイへ冷Pと、ガルドやミラーに抗う地震、先制技のバレットという4つです。今回は他の技が欲しいと思う場面もそれほど無かったので、この構成で問題なかったと考えています。
使用感も良好で、不利な局面を怯みでひっくり返すなど運も味方してくれていたように思います。選出率から言ってもまさに「軸」と呼ぶにふさわしい活躍でした。
霊獣ランドロス@フィラの実
特性:威嚇
性格:呑気
実数値:196-165-152-x-114-99
努力値:H252 B228 D28
調整:
・H-B:A156ミミッキュのA+1ぽかぼかフレンドタイム確定耐え→フィラ込みで次のじゃれつくも耐える
・余りD(C232リザYの晴れ放射の乱数が2つずれる)
元記事から持ち物を変更した枠。ミミッキュに受け出ししつつ蜻蛉返りで対面操作が出来る枠として採用しました。
S7の時点ではゴツメを持たせていましたが、木の実が無いと肝心のミミッキュに対して行動回数が減ってしまう事と、レートで試運転していた際にHPが足りなかったせいで負けた試合があった事から木の実に変えました。
技構成はコンセプトの蜻蛉返り、遂行技の地震と、特殊炎を牽制出来る封じ+ステロの4つです。本音を言えば毒も採用したかったのですが、切れる技がありませんでした。
毒が無いとはいえ使用感は良く、主張の激しいメンバーの多い本構築を纏め上げてくれていました。選出率もグロスと並んでトップ、その活躍ぶりはさながら本構築の大黒柱といったところです。
霊獣ボルトロス@オボンの実
特性:蓄電
性格:控えめ
実数値:165-x-91-203-117-138
努力値:H84 B4 C156 D132 S132
技:10万ボルト/ヘドロ爆弾/気合玉/悪巧み
調整:
・H:オボン込みで地球投げを4耐え
・C:ヘドロ爆弾でH145-D95カプ・コケコを確定
・S:準速カプ・レヒレ抜き
・余りD
強烈な崩し性能に定評のあるおじさん、カプ・コケコが重いので、コケコのボルチェンの一貫を切りつつ崩し要員になれる枠として採用しました。
配分は、予てからCSに振り切るのはSが過剰かつ耐久が足りないと感じていた事を受け、最低限のSを確保しつつ耐久を補強したものです。
技構成は10万気合玉悪巧みというよくある3つに加えて、コケコへの遂行技としてヘドロ爆弾を採用しました。
しかし、今大会ではコケコに逃げられるという事態が発生し、裏のランドロスに攻撃が通らず苦しむ事となりました。ヘドロ爆弾の枠はめざ氷でも良いのかもしれません。
ミミッキュ@ゴーストZ
特性:化けの皮
性格:意地っ張り
実数値:130-156-100-x-126-148
努力値:A252 D4 S252
技:シャドークロー/影打ち/じゃれつく/剣の舞
怪しい枠1号。ここまでで重いアーゴヨンやウルガモスに対して、皮を盾に強引に誤魔化すポケモンとして採用しました。
技構成はASミミッキュのテンプレなので特に言うことがありません。
このポケモン、「対ガモス・アーゴヨン」という事以外に明確な採用理由が無いせいで出しどころがよく分かりませんでした。そのようなよく分からないポケモンに枠を割いてしまった為に選出で苦労するシーンもあったので、役割の明確な他のポケモンに変える必要性を感じました。
特性:猛火→日照り
性格:控えめ
実数値:159-111-121-220-136-135
努力値:H36 B180 C164 D4 S116
技:大文字/ニトロチャージ/ソーラービーム/めざめるパワー氷
調整:
・H-B:A156ミミッキュのZシャドークロー+影打ち耐え
・C:H215-D93カバルドンをソーラービームで超高乱数1発
・S:最速70族抜き
怪しい枠2号。HBカバに有利で「崩し」の出来るポケモンとして採用しました。
配分は下記リンクの記事を参考に調整したもの、最低限の耐久を確保しつつCSを伸ばせる配分を目指しました。
(記事は無断転載ですので、問題があれば削除致します)
技は連打も効く文字、Sを補強するニトチャ、カバや水を崩すソラビの他に、グライオンやランドロスに刺すめざ氷を採用しました(マンダには結局耐えられて起点にされる)。
冒頭に挙げたS7当時の記事ではめざパを気合玉にするべきだった、等々と宣っていますが、どちらを採用しても正直大差なさそうです。
そもそもランドロスを見るだけで出す気がなくなる事もあって殆ど選出出来ていない事もあり、別のポケモンに変えた方が良さそうです。
ゲッコウガ@水Z
特性:激流
性格:臆病
実数値:147-x-88-155-91-191
努力値:C252 D4 S252
技:ハイドロカノン/悪の波動/水手裏剣/身代わり
元記事ではアシレーヌだった枠、カバリザの並びを崩せる枠として採用しました。 型は水技の威力を上げて崩しに使いたかったので身代わり激流型です。
悪の波動はゲンガー対面で突っ張ったり、身代わりと合わせてガルドを崩したりする事を意図して採用しました。安定打点として機能した場面もあった上、きつい時には怯みも狙えるのでこれで良かったと思います。
激流ゲッコウガを使ったのは初めてでしたが予想以上に火力が高く、カバ展開に抗う枠として優秀でした。カバドリュのカバ対面で身代わりを置いてイージーウィンしたのがハイライト。
〔苦手なポケモン・並び〕
☆ :裏のポケモンと並びを作られて固められると崩すのが困難でした。
☆:Zテクスチャーを通されると止める手段がありません。
☆:何を組んでも辛い最強ポケモン。どうやっても処理が安定しません。
☆:明確なストッパーが居ないので、グロスやランドを削られるとあっという間に3タテされます。
☆:炎+草の範囲を捌きにくいので厳しかったです。
こいつに限らず特殊炎全般に不利を取ってしまった印象です。
〔結果〕
対戦成績:6勝6敗
最終レート1506/最終順位103人中42位
〔雑感〕
今大会は、最終1500越えという目標を達成出来たのでひとまず満足しております。大会自体も非常に楽しかったので、ぜひまた出場したいものです。
パーティについて振り返っても、対戦相手が私と同格かそれ以上の方で、かつあやふやな枠を2枠も抱えた状態でありながらレートをプラスに出来た、という点に基盤の強さを感じました。
総じて非常に満足度が高く、今期も参加資格を獲得できるように精進したいと思える大会でした。
最後になりますが、本大会を運営して下さったスターリン氏・ナイト氏の御二方、並びにホズラッシュにて私と対戦して下さった皆様ありがとうございました。
次回はS9でお会いしましょう。
〔選出率〕
メタグロス10/12
ランドロス10/12
ボルトロス5/12
リザードン2/12
ミミッキュ2/12
ゲッコウガ7/12
リザとミミッキュの選出率。