エンジョイ勢がなんか言うだけ

日記帳 Twitter:@mokugyo327

数字で測れない強みを持つ

 

 最近課題意識を持っていることの一つ。

 自分は「数字で測れない強み」を持てていないなと強く感じている。

 なぜ「数字で測れない」という枕詞をつけたのかと言えば、数字で測れる強みしかない人間はいずれ誰かに取って代わられてしまうのではないか、と考えているからである。

 もっと言えば、「スキル」のみで勝負するより、「人格」を武器にして勝負した方が強いという事である。

 ポケモンで例えて言えば、「スキル」に相当するレートの数値が高くとも、それを維持し続けない限り強みではなくなってしまう。

 さらに言えば、レートの数値は比較可能なので、「上には上がいる」と言うように、自分よりもさらにレートの高い人が現れた場合に取って代わられてしまう。

 このように考えると、少なくとも「スキル」のみで勝負するのは長い目で見ると不安定なのではないかという思いがある(無論、スキルのみでもトップに君臨し続けられる程の才能と実力があるなら別である)。

 一方で、「人格」で勝負してポジションを築く事ができれば、「替えが効かない」存在となりうる。理由は単純で、「人格」というものを客観的指標で比較する事が非常に難しいからである。

 比較されなければ取って代わられる余地もないので、この点において「スキル」のみで勝負するやり方よりも強いと考えている。

 翻って我が身を振り返った時に、自分がこれまでの人生において培って来た「強み」はせいぜい学歴くらいであり、そんなものは偏差値という指標である程度測れてしまうものである。

 これは吹けば飛ぶような脆い「スキル(と言っていいのかも怪しい)」であり、しかも全盛期の頃ですらトップを取れたことは一度もない。

 ついては、せっかく一部の方からイジっていただいているのだから、これをチャンスと捉えて人の輪を広げていきたいものである。

 今までの話をまとめると、「ネタにされる」というのは紛れもなく「強み」であり、「人格」を武器にしてポジションを築くチャンスである、という事である。

 

 

 

 

 

 ちなみに、私がこのような課題意識を持っているのは、私自身の事を「ポケ勢である前にネット活動者である」と認識しているからである。

 あくまでポケモンが優先であるならばこのような事を考える必要性もないので、そのように割り切ってしまうのも手かもしれない。