ギャラドス検定について考えてみた
一時期、不意の飛行Zギャラドスにレヒレを吹っ飛ばされてレートを吸われていたので、今回の記事ではZ型とメガ進化型の見分け方について考えてみました。
今回の記事執筆に先立って、Zギャラドスの見分け方をアンケートで調査した結果以下のようになりました。
この事から、今回の記事では、
・取り巻きで見分ける場合
・レヒレが重そうかどうかで見分ける場合
という2つの観点から考察してみます。
☆取り巻きで見分ける場合
ぽけっとふぁんくしょんのデータによれば、メガ進化型と飛行Z型のギャラドスに採用される取り巻きは以下のようになっています。
(画像1)メガ進化型の場合
(画像2)飛行Z型の場合
そしてこれらのデータから、メガ進化型と飛行Z型で採用数に差がある取り巻きを抽出すると、画像3のようになります。
(画像3)取り巻きの比較
この(画像3)で示されたポケモンのうち、特に採用率に顕著な差があるポケモンを取り上げると、以下のようになります。
(分数の分子は採用数、分母は構築記事のサンプル数を指します)
☆飛行Z型である確率が平均より高い取り巻き(全体:46/311、採用率14.8%)
(1)バンギラス
飛行Z型:8/46
メガ進化型:13/233
飛行Z型である確率:28.6%
(2)キノガッサ
飛行Z型:7/46
メガ進化型:17/233
飛行Z型である確率:28%
(3)クチート
飛行Z型:7/46
メガ進化型:9/233
飛行Z型である確率:41.2%
☆飛行Z型である確率が全体よりも低い取り巻き
(1)ギルガルド
飛行Z型:3/46
メガ進化型:47/233
飛行Z型である確率:6%
(2)ウルガモス
飛行Z型:2/46
メガ進化型:34/233
飛行Z型である確率:5%
(3)ボーマンダ
飛行Z型:2/46
メガ進化型:32/233
飛行Z型である確率:5.1%
以上の事から、取り巻きで見分ける場合、
・バンギラス、キノガッサ、クチートと同居している場合は飛行Zを強く警戒するべき
・ギルガルド、ウルガモス、ボーマンダが見えたらメガ進化型に決め打っても良い
という結論に至りました。
☆レヒレが重そうかどうかで見分ける場合
これに関しては、そもそも「レヒレが重い」という単語の定義から考える必要があります。
本記事では、この言葉について「レヒレに不利なポケモンが多い状態」と定義します。
この定義に則り、(画像1)・(画像2)で挙げた取り巻きとレヒレとの相性について考察してみました。
(表1)
メガ進化型の取り巻き |
相性 |
飛行Z型の取り巻き |
相性 |
◯ |
◯ |
||
◯ |
△ |
||
× |
× |
||
◇ |
◇ |
||
× |
◯ |
||
◇ |
ゲンガー |
◯ |
|
カプ・コケコ |
◯ |
◇ |
|
◇ |
◎ |
||
◇ |
◇ |
||
◯ |
◯ |
||
◇ |
◯ |
(凡例)
◎:非常に有利、後出しからでも勝ちうる
◯:有利、対面からなら大体勝てる
◇:互角、お互いの型次第
△:不利、対面からだと厳しい
✖︎:非常に不利、後出しからでも負けうる
この表を見る限りでは、飛行Z型よりもむしろメガ進化型の取り巻きの方がレヒレに不利な駒が多いようにも見受けられます。
従って、「レヒレが重そうかどうか」だけでは必ずしも飛行Zかどうか見分けられるわけではない、と言えそうです。
(まとめ)
本記事の内容をまとめると以下のようになります。
・飛行Zギャラドスを見分ける方法としては、取り巻きから見分ける方法と、レヒレが重そうかどうかで見分ける方法が考えられた
・取り巻きのうち、バンギラス、キノガッサ、クチートが見えた場合は飛行Z型を警戒
・逆にギルガルド、ウルガモス、ボーマンダがいた場合はメガ進化型に決め打っても良い
・「レヒレが重そうかどうか」だけでは必ずしも飛行Zギャラドスを見分ける事は出来ない
これらの中でも、特にクチートとボーマンダは非常に特徴的でしたので、覚えておくと型判別が楽になりそうです。
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