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【宿り木テッカグヤ意識】電気Z草ロトムの調整案

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 今回は、宿り木テッカグヤに役割を持たせるべく、電気Zを持たせた草ロトムについて考察します。

 

〔型紹介〕

ロトム@電気Z

特性:浮遊

性格:控えめ

実数値:138-x-126-172-127-125

努力値:H100 C252 D4 S148

技:10万/ボルチェン/リフスト/身代わり

調整:

・C特化、H203-D168テッカグヤをZ10万で確定

・最速テッカグヤ抜き

・DL対策、余りH

 

 テッカグヤに不利対面を取った時、宿り木を撃たれるのが余りにも鬱陶しかったので、それに役割を持たせるべく考察した草ロトム

 今回求めた条件は、

(1)宿り木が効かない

(2)地面を呼ばない(電気でケアする場合)

(3カグヤより速い

(4)カグヤを2ターン以内に処理出来て文字で死なない

という4点です。

 (1)の条件は宿り木守る展開が鬱陶しいため、(2)の条件はZ技を無効化されてディスアドバンテージを背負う事が無いように、(3)も身代わりカグヤにZ技をすかされない様にしたかったから、(4)は返り討ちに合わない様にするため、という理由で設定しました。

  (4)の条件について補足すると、宿り木を無効に出来るのは草タイプと草食持ちのいずれかに該当するポケモンですが、後者のポケモンで耐久特化型のカグヤを2ターン以内に倒せそうなポケモンはほとんどいなかった(強いて言えばヌメルゴンくらい)、という事情があります。その為、カグヤを2ターン以内に処理出来そうでかつ宿り木を無効に出来る、という条件を満たせるポケモンの候補が草タイプに絞られてしまい、炎技について考慮せざるを得なくなった、という訳です。

 さて、話を戻すと、(1)~(4)の条件を検討した結果、これらの条件を満たすポケモンとして見出したのが草ロトムである、という事です。

 持ち物として電気Zを持たせる事で、HDカグヤも電気Z10万で処理出来るだけではなく、後続にいる電気対策枠をも崩す事が出来るようになる、と考えました。

 例えばステロ+ボルチェン+Z10万でウツロイドを処理する事ができます。

 技構成については、コンセプトの10万と、カグヤと対面した際に対面操作が可能になる電気技としてボルチェン、地面に役割を持つためのリフストの3つを確定としました。

 身代わりは、カグヤと対面した際に択ゲーを先延ばしに出来る技として採用しました。身代わりが無い場合、Z技警戒の守るに素10万やボルチェンを合わせるか、それ以外の技を押すと読んでZを撃つか、という択ゲーになってしまいます。

 それに対し、身代わりがあれば、最悪でも身代わりが割れるだけ、守るに合わせられればZ10万だけでなく、10万2発でもカグヤを処理出来るようになり、アドバンテージを稼ぎつつ択ゲーを先延ばしに出来る、という訳です。

 これらの調整を施す事で、宿り木テッカグヤに対して、宿り木守るを展開させる事なく倒せる、と考えました。

 以下、シミュレーションしてみます。

 

vsHDカグヤ

 Cラインの仮想敵。交代際の宿り木を無効にしつつ、10万→ヘビーボンバー→10万、という流れで処理出来ます。

 守るを嫌う場合、それ読みで身代わりを貼って更にアドバンテージを稼ぐ事も可能であり、交代を警戒するならボルチェンで対面を操作して有利対面を維持する事も出来ます。

 交代するタイミングで身代わりを貼られてしまった場合でも、ヘビーボンバーを耐えるので、10万で身代わりを破壊→ボンバー→Z10万、という流れで殴り勝てます。


vsHBカグヤ

 HDカグヤの場合と同様に、上から10万→ボンバー→10万、という流れで処理出来ます。


vsHSカグヤ

 Sラインの仮想敵、最速テッカグヤも抜いているので、交代際に身代わりを貼られてしまったとしても、10万で身代わりを破壊→ボンバー→Z10万、という流れで処理出来ます。


 以上の様に、宿り木守るテッカグヤに対しては交代際に身代わりを貼られても殴り勝てる事がわかります。

 裏に置くポケモンについても触れておくと、相性のいい味方としてはゲンガーが考えられます。このポケモンは技範囲の問題で、カグヤの裏にいるフシギバナをどうしても崩せません。そこでゲンガーを採用しておく事で、バナバック読みボルチェンからバナをキャッチして崩す、という勝ち筋を狙えるようになる、と考えています。

 一方で、このロトムはアタッカー型のカグヤ(特にニトロチャージ持ち)に対しては不利であるため、宿り木テッカグヤに役割を持ちつつ、アタッカー型をケアする方法について考える事が今後の課題であると考えています。