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【ポケモンSV】内定済みポケモン決定力指数まとめ(第3世代編)

【前書き】

 本記事は、以下リンク集の第3世代編である。

mokugyo327.hatenablog.com

 

☆第2世代

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☆第4世代

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 本記事で取り挙げるポケモンは以下の20体である。

 上記20体について、決定力指数を纏める。

 目安として、A222ザシアンが不屈の剣を発動させた場合、巨獣斬の決定力指数が49950、C217黒バドレックスのアストラルビットが決定力指数39060となる。

 

 ☆ぺリッパー

・C115 雨熱湯:20700
・C161 雨熱湯:28980
・C161 雨眼鏡熱湯:43470
・C161 雨ハイドロポンプ:39847
・C161 雨眼鏡ハイボロポンプ:59771
・C115 暴風:18975
・C161 暴風:26565
・C161 眼鏡暴風:39847
・A70 蜻蛉返り:4900
・A70 叩き落とす(補正あり):6825

 第7世代で雨降らしが特性に追加されて出世した序盤鳥。後攻蜻蛉返りで雨を安全にエースへ渡せる点も嬉しい。

 更に単なるサポートに留まらず、Cも95とキングドラと同値であり意外と火力も高い(但し物理技は哀しいほど火力が出ない)。

 SVで雨構築がどうなるかは分からないが、サイクル系の環境であればトノが解禁されてもこちらが優先されるかもしれない。

 

サーナイト

・C177 サイコキネシス:23895
・C194 サイコキネシス:26190
・C177 ムーンフォース:25222
・C194 ムーンフォース:27645
・C177 マジカルフレイム:13275
・C194 マジカルフレイム:14550
・C177 気合玉:21240
・C194 気合玉:23280
・C145 ドレインキッス:10875

 序盤に獲得できるエスパーポケモン。Cの種族値は125と高い。

 ただ、技威力がそれなり、且つ特性による補正も無いため、指数に起こすと火力はそこそこ。新世代のテラスタルで技威力がどこまで底上げされるか次第な気もする。

 

キノガッサ

・A165 気合パンチ:37125
・A165 マッハパンチ:9900
・A200 テクニシャンマッハパンチ:18000
・A200 テクニシャン岩石封じ:18000
・A165 種マシンガン(1発分):6187
・A200 テクニシャン種マシンガン(1発):11250

 元問題児。PVで内定した時随分と騒がれた記憶がある。確かに(多分)命中安定のキノコの胞子は健在であろうし、A種族値も高いためマッハパンチ等は先制技とは思えないほどの火力が出る。

 ただ、一方で草ポケモンに胞子が通らない、ダブルウィングで出オチするリスクが上がったなど現役当時(胞子が現在の仕様になったのは6世代のころ)より向かい風の要素が多そう。そのため、キノコの胞子もポイズンヒールも、6-7世代当時の仕様であれば、案外そのままでもいいのではないかと考えている。

 

☆ケッキング

・A233 恩返し:35649
・A233 地震:23300
・A233 ギガインパクト:52425
・A233 鉢巻ギガインパクト:78637

 数値はとにかく凄いポケモン。A160という種族値は圧巻で、ギガインパクトは持ち物なしでもザシアン並みの火力が出る。凄い。

 無論、このポケモンの場合問題は特性にあるわけだが、これを解消できるギミックが開発されれば猛威を振るうこと間違いなし。ダブルだと化学変化ガス持ちのマタドガスが解禁されれば増えそう。

 

ハリテヤマ

・A189 猫だまし:7560
・A189 インファイト:34020
・A189 根性インファイト:51030
・A189 ヘビーボンバー(威力120):22680
・A189 根性ヘビーボンバー(威力120):34020
・A189 ストーンエッジ:18900
・A189 根性ストーンエッジ:28350
・A189 岩雪崩:14175
・A189 力尽く岩雪崩:18427
・A189 根性岩雪崩:21262
・A189 バレットパンチ:7560
・A189 根性バレットパンチ:11340

 力士ポケモン。A種族値も120と高く、根性によって補正も乗るため根性インファイトの火力が5万を超えるなど、火力は目を引くものがある。
 Sの遅さが難点だが、トリパでどこまで輝けるか。

 

ヤミラミ

・C85 悪の波動:10200
・C85 バークアウト:7012
・C85 シャドーボール:10200

 特性悪戯心の追加で、「補助技を駆使した受け」という独特のポジションを確立したポケモン。従って決定力事態は控えめであるが、新世代の受けループにはラッキー・ドヒドイデと並んで入ってくるかもしれない。

 

チャーレム

 以下の計算は全てヨガパワーを前提としている。

・A123 思念の頭突き:29520
・A123 冷凍パンチ:18450
・A123 猫だまし:9840
・A123 バレットパンチ:9840
・A123 飛び膝蹴り:47970

 ヨガ。マリルリと同じ効果のあるヨガパワーを特性に持ち、且つA種族値マリルリより10高い。そのため指数に期待していたが、飛び膝蹴り以外は技威力の関係で思ったより指数が伸びなかった。膝自体はHBカバルドンが乱数2発圏内に入るほどなので非常に火力が高い。テラスタル次第ではとんでもないゴリラになるかもしれない。

 

マルノーム

・A93 ダストシュート:16740
・A93 テラバースト:14880
・C93 ヘドロ爆弾:12555

 ゴクリンの進化系。実は剣盾では未解禁であった。
 A/C共に種族値は73と控えめであったが、第7世代以前は耐久力と食いしん坊を活かした型があった。具体的にはまとわりつく+欠伸+アンコールで相手を拘束しつつ、食いしん坊とイバン道連れを組み合わせることで1:1交換を狙いに行く、というもの。
 ただ現状、その肝心なまとわりつくが没収されてしまっているためこの型が使えない状況である。厳しい。

 

バクーダ

・C172 噴火:38700
・C172 火炎放射:23220
・C172 大文字:28380
・C172 オーバーヒート:33540
・C172 大地の力:23220
・C172 ソーラービーム:20640

 火力がありそうな見た目なのに、実際のところそれほどでもないポケモン

 メガ進化時と異なり力尽くの補正もないため、C特化して噴火を押しても指数が4万を超えない。正直、炎タイプとしても埋もれていきそう......

 

コータス

・C105 晴れ噴煙:18900
・C105 晴れオーバーヒート:30712
・C150 晴れオーバーヒート:43875
・C105 クリアスモッグ:5250
・C105 ソーラービーム:12600

 特性日照りによって晴れパでの採用意義が出てきたポケモン。欠伸やステロなど起点作りとして優秀な技を多々覚える。

 火力面も、C種族値こそ85とそれなりながら、晴れ補正と技威力のおかげでC特化オバヒの火力は案外馬鹿にならない。

 

ノクタス

・A183 不意打ち:19215
・A183 後攻しっぺ返し:27450
・A183 気合パンチ:27450
・A183 ドレインパンチ:13725
・C183 ギガドレイン:20587
・C183 ソーラービーム:32940
・C183 エナジーボール:24705

 サボテン。A・C両方が115とそれなりに高く、S60という鈍足、砂隠れという特性が特徴的である。技も癖が強く、不意打ちなどの択技、しっぺ返しやダメ押しなどの条件付きで火力を伸ばせる技を複数覚えるのも特徴的である。

 ただ、インフレ故か、現環境で115という種族値は少々力不足かもしれない。実際、指数を計算してみても、最大打点であろうしっぺ返し・ソーラービーム共に指数が4万を超えず、等倍で有象無象を持っていけるほどの火力は期待できない。

 

ブーピッグ

・C156 サイコキネシス:21060
・C156 未来予知:28080
・C156 気合玉:18720
・C156 パワージェム:12480

 バネブーの進化系。下半身のバネが尻尾になった結果、素直な豚ベースの見た目になった。なんとこのポケモンも剣盾では未解禁であった。
 種族値は全体的に平坦であるが、H80 D110と特殊耐久に優れる。且つ特性厚い脂肪により炎技と氷技を半減できるので、珠悪の波動で怯まなければゲッコウガにも対面から勝てる可能性がある。
 ただCとSが足りないため汎用性に欠ける点がネックであるが……

 

チルタリス

・A134 逆鱗:24120
・A134 地震:13400
・A134 じゃれつく:12060
・C134 龍の波動:17085
・C134 暴風:22110
・C134 冷凍ビーム:12060
・C134 ムーンフォース:12730
・C134 大文字:14740
・C134 流星群:26130

 もふもふな見た目と、ドラゴンタイプが特徴的な鳥ポケモン。ドラゴンタイプが付くおかげで流星群も覚える。

 穏やかや図太いでコットンガードを積み要塞化する型が主流かと思われるが、ポケ徹にて調べたところCに振る型が存在したため、本記事ではA特化・C特化の指数を記載している。それほど際立って高いわけではないが、ムーンフォースや冷凍ビームなど刺さるところには刺さる技を覚えるので、メタとしては面白いかもしれない。

 

ザングース

通常時

・A183 空元気:19215
・A183 瓦割り:13725
・A183 インファイト:21960
・A183 岩石封じ:10980
・A183 アイアンテール:18300
・A183 電光石火:10980

毒暴走発同時

・A183 毒空元気:57645
・A183 瓦割り:20587
・A183 インファイト:32940
・A183 岩石封じ:16470
・A183 アイアンテール:27450
・A183 電光石火:16470

 個人的に注目しているポケモン。A種族値が115とそれなりに高く、特性毒暴走により火力を1.5倍に伸ばすことができる。技威力と相まって、毒暴走空元気の火力はランク補正無しでも鉢巻マンダの逆鱗より火力が出る。凄い。

 しかも剣舞も覚える。剣舞毒暴走空元気でHBカバルドンやHBクレセリアを吹っ飛ばせるほどの超火力が出せるため、受け回しに対する崩しとして期待が持てる。

 

ハブネーク

・A152 毒突き:18240
・A152 噛み砕く:12160
・A152 アイアンテール:15200
・A152 地震:15200
・A152 しっぺ返し:15200
・A152 泥棒:9120

 蛇。図鑑説明によると先祖代々ザングースと戦ってきたらしい。

 決定力指数とS種族値を見る限りではザングースに打ち負けそうであるが、蛇にらみを使って麻痺させるのだろうか。

 

ナマズン

・A132 滝登り:15840
・A132 ストーンエッジ:13200
・A132 地震:19800
・C96 波乗り:12960
・C96 冷凍ビーム:8640

 第3世代でラグラージとともに追加された水/地面タイプのナマズ。実はこのポケモンも剣盾では未解禁であった。
 A種族値は78と低めではあるが、龍舞を覚えることは割と有名な印象、ただ流石に素の種族値が低すぎるため龍舞エース型は厳しい。
 一方で、特性鈍感を活かして身代わり+ど忘れ+地割れを決め受け回しを崩す型は面白そう。挑発が通らない点も強い。

 

トロピウス

・A132 リーフブレード:17820
・A132 ドラゴンハンマー:17820
・A132 地震:13200
・A132 燕返し:11880
・C136 リーフストーム:26520
・C136 エアスラッシュ:15300

  A68 C72と何とも言えない種族値ポケモン。一応A特化・C特化時の火力を載せてはみたものの、いずれも3万を下回っており高いとは言えないラインである。

 耐久型で使おうにも、炎や氷、飛行などメジャーどころを弱点に抱えておりこれも厳しい。一応龍舞は覚えるものの、この種族値で龍舞しても何も倒せなさそう。辛い。

 

オニゴーリ

・C101 フリーズドライ:10605
・C101 氷の息吹:9090

 SV環境でもこいつの顔を見ないといけないのか……

 配分はHSベースが主流であるため、素の決定力は低めではある。

 しかし、特性ムラッけのせいで、守るされただけでこちらの負け筋が降ってきてしまうのが相手をしていて非常にしんどい。回避率が上がらないだけ、6-7世代の全盛期よりはまだだいぶマシではあるが……
 できればあんまり増えないでほしい。

 

ラブカス

・C92 ハイドロポンプ:15180
・C101 ハイドロポンプ:16665
・C92 冷凍ビーム:8280
・C101 冷凍ビーム:9090
・C92 熱湯:11040
・C101 熱湯:12120
・C92 補正有り塩水:17940
・C101 補正有り塩水:19195

 不遇ポケモンの筆頭格。上記の実数値は無補正C振りとC特化の数値であるが、C種族値40しかない為いずれも悲惨な指数が出ている。
 そもそも合計種族値デリバード共々330しかない有様で、正直決定力云々以前の状態である。何なら、特性張り切りや襷カウンター、道連れがある分デリバードの方が余程強く見えてくる......

 

ボーマンダ

・A155 ダブルウィング:18600
・A187 ダブルウィング:22440
・A205 ダブルウィング:24600
・A155 空を飛ぶ:20925
・A187 空を飛ぶ:25245
・A205 空を飛ぶ:27675
・A155 逆鱗:27900
・A187 逆鱗:33660
・A205 逆鱗:36900
・A155 地震:15500
・A187 地震:18700
・A205 地震:20500
・C130 火炎放射:11700
・C162 火炎放射:14580
・C178 火炎放射:16020
・C130 大文字:14300
・C162 大文字:17820
・C178 大文字:19580
・C130 暴風:21450
・C162 暴風:26730
・C178 暴風:29370
・C162 流星群:31590
・C178 流星群:34710

 マンダの流星群はつよい。第3世代の600族であり、本ブログの看板でもある。A135 C110と攻撃的な種族値を持ち、技範囲も広いためAS龍舞、CS両刀、AS両刀、A特化スカーフなど多種多様な型がある。そのため、本シリーズでも随一の情報量となってしまい申し訳ない。

 本記事ではやむなく割愛したが、上記以外にも瓦割りやハイドロポンプ等多彩な技を覚えるため範囲は広い。しかも、今までずっとボーマンダのネックだった「鋼タイプに一致技で弱点を突くことができない」という弱点もテラスタルによって解消されるため、SVではもしかすると龍舞マンダが環境トップになるかもしれない。

 例えば地面テラスタル型で、電磁波を透かしつつ鋼タイプも一致地震で殴っていく、といった使い方が考えられる。

 

 随時加筆予定。