【ポケモンSV】内定済みポケモン決定力指数まとめ(7世代編)
【前書き】
本記事は、以下リンク集の第7世代編である。
☆第6世代編
☆第8世代編
本記事で取り挙げるポケモンは以下の17体である。
計17体
上記8体について、決定力指数を纏める。
目安として、A222ザシアンが不屈の剣を発動させた場合、巨獣斬の決定力指数が49950、C217黒バドレックスのアストラルビットが決定力指数39060となる。
・A159 影打ち:9540
・A159 影縫い:19080
・A159 リーフブレード:21465
・A159 ブレイブバード:19080
・A159 不意打ち:11130
・A159 ソーラーブレード:29812
・A159 ゴーストダイブ:21465
・C152 エナジーボール:20520
・C167 エナジーボール:22545
・C152 シャドーボール:18240
・C167 シャドーボール:20040
・C152 通常祟り目:14820
・C152 状態異常祟り目:29640
・C167 通常祟り目:16282
・C167 状態異常祟り目:32565
第7世代の草御三家。ガオガエン・アシレーヌに先駆けてのパルデア上陸となった。
「状態異常にする」という準備が必要な状態異常祟り目ですら指数は3万強しか出ず、決定力だけ見ると正直物足りない。
ただ悪巧みを覚えるので、影縫いで起点を作れれば面白そう。
・A178 頑丈顎必殺前歯:32040
・A178 氷の牙:11570
・A178 頑丈顎氷の牙:17355
・A178 地震:17800
・A178 蜻蛉返り:12460
・A178 サイコファング:15130
・A178 頑丈顎サイコファング:22695
・A178 暴れる:32040
・A178 適応力暴れる:42720
・A178 状態異常空元気:37380
・A178 適応力状態異常空元気:49840
張り込みポケモン。アメリカの某元大統領に似たデザインが印象に残る。
物理ノーマル+特性適応力の組み合わせは強力で、状態異常空元気はザシアンのA+1巨獣斬に匹敵する火力が出せる。
ただSが遅く、H88 B60 D60と耐久も高いとは言い難いので、殴る前に出落ちしそうなのが厳しい。トリル展開で使おうにもミミッキュで止まる点がネック。
・A202 鉄拳アイスハンマー:36360
・A202 鉄拳グロウパンチ:14544
・A202 インファイト:36360
・A202 地震:20200
・A202 岩雪崩:15150
・A202 ダストシュート:24240
毛ガニ。第8世代では未解禁であった。特性鉄の拳で火力を補強できる点は優秀であり、アイスハンマーはマンダやカイリューの逆鱗とほぼ同威力である。
ただ、流石にSが遅すぎるうえ、格闘タイプ且つ化けの皮を貫通できないためミミッキュに弱く、その辺りが足を引っ張っている印象。
SV環境でもこの低いSラインとミミッキュの存在が向かい風になりそう。
☆オドリドリ(炎)
・C150 目覚めるダンス:20250
・C165 目覚めるダンス:22275
・C150 暴風:24750
・C165 暴風:27225
・C150 エアスラッシュ:16875
・C165 エアスラッシュ:18562
・C150 凍える風:8250
・C165 凍える風:9075
鳥。見た目通り、フラダンスがモチーフか。
火力面はそれなりといったところで、C種族値が98しかない割に、暴風を覚えるおかげで最低限の火力は出る、という印象。
フォルム毎に覚える技が同じ、という点が非常に残念である。
☆ルガルガン(昼)
・A167 不意打ち:11690
・A167 アクセルロック:10020
・A167 岩雪崩:18787
・A167 ストーンエッジ:25050
・A167 瓦割り:12525
・A167 ドリルライナー:13360
・A167 じゃれつく:15030
犬。S112と早く、特性砂かきのおかげで砂下だと最速スカーフドラパルトすら追い抜けてしまうほど速い。
ただ、地震を覚えないため岩半減の相手に対して打点が乏しい印象。岩タイプなので覚えても良さそうな気はするが、地震を起こすには体重が足りない(?)という事なのだろうか。
☆ルガルガン(夜)
決定力指数は昼の姿と同じであるため割愛。
特性の砂かきが無くなる上にS種族値も82まで下がってしまう事、特に代わりに決定力が上がったりタイプが変わったりする訳でもない事を考えると、昼や黄昏との差別化が難しそう。
☆ルガルガン(黄昏)
・A169 岩雪崩:19012
・A169 ストーンエッジ:25350
・A169 硬い爪アクセルロック:13182
・A169 硬い爪瓦割り:16477
・A169 硬い爪じゃれつく:19773
・A169 硬い爪ドリルライナー:17576
・A169 硬い爪不意打ち:15379
USUMで追加されたポケモン。砂かきが無くなる代わりに、硬い爪により火力が補強されるようになる。おかげでアクセルロックの火力は力持ちマリルリと同じくらいの指数が出せる。
剣舞も覚える為、剣舞+アクセルロックで全抜きを狙う動きは強そう。例えば剣舞珠アクセルロックでASボーマンダを縛ることが出来る。
・C73 熱湯:8760
・C73 ヘドロ爆弾:9855
・C73 凍える風:4015
・C73 冷凍ビーム:6570
毒ヒトデ。以下に耐久力指数を載せるが、耐久力が非常に高い。一方で攻撃面の種族値はA63 C53 と低く、技のダメージには期待出来ない。
幸い熱湯や毒、トーチカ等スリップダメージをばら撒く手段は複数あるので、(技の没収がなければ)新作でも受け回しに入ってきそう。
余談であるが、物理耐久、特殊耐久に特化した場合の耐久力指数は、夫々以下の通り。
H252 B252 D4振りの場合
H-B:79927,H-D:58161
H252 B4 D252振りの場合
H-B:61729, H-D:76002
・A145 地震:21750
・A194 地震:29100
・A145 ヘビーボンバー(威力120):17400
・A194 ヘビーボンバー(威力120):23280
・A145 岩石封じ:8700
・A194 岩石封じ:11640
・A194 岩雪崩:14550
・A194 インファイト:23280
・B120 B+1 ボディプレス:14400
・B167 B+1 ボディプレス:20040
馬。技を受けると防御が上がる持久力なる珍しい特性を持つ。A種族値も125と高く、習得技も地震・ヘビーボンバー・インファイトと高威力なものが揃っている。
その割に使用率は伸びず、第8世代ではS7の47位という数値が最高順位であった。高耐久地面枠ということでカバルドンと枠の取り合いになったのだろうか。
そう考えると、SVでもカバが内定済みである現状、カバとの差別化要素が欲しい。
・A172 リーフブレード:23220
・A172 ダブルチョップ:13760
・C145 リーフストーム:28275
・C145 ウェザーボール(晴れ):21750
・C145 ギガドレイン:10875
ハナカマキリ。カマキリモチーフである為かチョップ系の技(?)を複数覚える。
ただA種族値が105と中途半端で、且つ特性の補正もない上に遅い、と使いにくそうな点が残念である。
・C131 火炎放射:17685
・C179 火炎放射:24165
・C131 大文字:21615
・C179 大文字:29535
・C131 オーバーヒート:25545
・C179 オーバーヒート:34905
・C131 ヘドロ爆弾:17685
・C179 ヘドロ爆弾:24165
・C131 テラバースト:10480
・C131 不一致テラスタルテラバースト:15720
・C179 テラバースト:14320
・C179 不一致テラスタルテラバースト:21480
炎のトカゲ。特性腐食により、毒タイプや鋼タイプのポケモンも毒状態にできる。これによりドヒドイデなどの崩しにくいポケモンに対して毒を入れ、まもみがで嵌めるという役割が期待出来る。正直私は当たりたくない。
また悪巧みも覚えるので、S117という高速を活かしてサイクルを崩す型もありそう。正直私は当たりたくない。
・A189 じゃれつく:17010
・A189 飛び膝蹴り:24570
・A189 トロピカルキック:19845
・A189 パワーウィップ:34020
・A189 飛び跳ねる:16065
・A189 アクロバット:10395
草単タイプなのになぜか膝やじゃれつくを覚え、独特の技範囲を持つ。草技もパワーウィップが追加され、メインウェポンの火力が大幅に伸びた。
ただ、やはりSが遅く、且つH72 B98 D98 と際立って高耐久と言うほどでもない点が使いにくいか。
ポジティブに考えれば、「鋼に高打点を持てる草」とも考えられる、かもしれない。
地味ながら、Sが遅いといっても種族値は72である為、ガッサの上を取れる点はプラスになるかもしれない。
・C110 サイコキネシス:14850
・C110 エナジーボール:14850
・C110 気合玉:13200
・C156 未来予知:28080
・C156 シャドーボール:12480
オランウータン。ナゲツケサルと対になるポケモンである。
トリル+采配のコンボなどダブル向きの技を複数習得するためダブル用のポケモンではあるものの*1、シングルにおいても未来予知によって味方の攻撃にダメージを上乗せし、以て受け回しを崩す、という使い方で上位に残った構築がある。
ただ、正直第9世代だと受けサイクル自体が厳しそうなので、ダブルがメインの戦場になりそうではある。
・A172 インファイト:30960
・A189 インファイト:34020
・A172 補正あり叩き落とす:16770
・A189 補正あり叩き落とす:18427
・A172 アイアンヘッド:13760
・A189 アイアンヘッド:15120
・A172 アイアンテール:17200
・A189 アイアンテール:18900
・A172 岩雪崩:12900
・A189 岩雪崩:14175
・A172 蜻蛉返り:12040
・A189 蜻蛉返り:13230
猿。ヤレユータンと対になるポケモンであり、物理火力に優れる。
A120という種族値だけ見ると中堅くらいはありそうなラインだが、火力に特性の補正が乗らないためか決定力指数はそれなり。
・C120 大地の力:16200
・C167 大地の力:22545
・C120 シャドーボール:14400
・C167 シャドーボール:20040
・C120 ギガドレイン:9000
・C167 ギガドレイン:12525
H85 B110と物理耐久に優れた種族値と、地面/ゴーストとノーマル・電気・格闘技を無効化できる優秀なタイプを持つ。また後攻の尻尾トリックによるサポートも優秀。
ただ、霊/悪/水などメジャーなタイプで弱点を抱えていることと、S35という遅さがネック。今作ではタイプ不一致テラスタルで破壊される場面が増えそう。
・A183 暴れる:32940
・A135 不意打ち:9450
・A183 不意打ち:12810
・A183 じゃれつく:16470
・A183 後攻しっぺ返し:18300
・A135 蜻蛉返り:9450
絶対眠りのおかげで、状態異常にならない点が有難いポケモン。第8世代では未解禁という有様であったが、第9世代では絶対眠りをどこまで活かせるだろうか。
・A142 シャドークロー:14910
・A156 シャドークロー:16380
・A142 影打ち:8520
・A156 影打ち:9360
・A142 じゃれつく:19170
・A156 じゃれつく:21060
・A142 ウッドハンマー:17040
・A156 ウッドハンマー:18720
・A142 ドレインパンチ:10650
・A156 ドレインパンチ:11700
解禁された際、騒ぎになったポケモンの1体。特性化けの皮があるせいで、1回はほぼ確実に行動することが出来る。
バランス調整故かA種族値自体は90と多少控えめではあるものの、皮を盾に補助技を押したり剣舞したりする動きが強力。
化けの皮の仕様次第では、新作でも剣舞テラスタルミミッキュが猛威を振るうかもしれない。
☆ハギギシリ
・A157 アクアテール:21195
・A172 アクアテール:23220
・A157 頑丈顎サイコファング:30026
・A172 頑丈顎サイコファング:32895
・A157 アクアジェット:9420
・A172 アクアジェット:10320
・A157 頑丈顎氷の牙:15307
・A172 頑丈顎氷の牙:16770
魚。第8世代では未解禁であった。
Aが比較的高いが、それでも105と突出した数値ではない。頑丈顎の1.5倍という補正値は優秀であるが、惜しいことに牙技の威力が軒並み低いため火力が伸びない。
ビビッドボディも性能は面白いが、肝心のAとSが足りず生かせなかった。
今作でもミミッキュやドラパルトに上から殴られる場面が多々ありそうなのが向かい風。
随時加筆予定。
*1:実際、ダブルでは剣盾S22で使用率最終40位をマークした他、それ以外のシーズンでも一貫して150位以内には入っており一定の活躍が見られた