メンタループ
レートに潜り、そしてレートを上げようとする際、その上げ方は人それぞれだろう。
毎日少しずつ上げていく人、短期間で一気に上げる人、反復横跳びを繰り返しつつ上げていく人など、様々である、と思う。
この時、レートを上げる過程で、ある精神状態に陥る場合がある。その精神状態こそ、タイトルで挙げたメンタループである。
このループは以下の四状態から構成される。
(1)レートに潜ろうと思い立つ
(2)溶かすのが怖くなる
(3)己を奮い立たせようと気合いを入れる
(4)(1)に戻る
(1)は言わずもがな、帰宅後や休日に、「レートに潜ろう」と思い立つ事は普通だと思う。
しかし、(1)を経たにもかかわらず、(2)の状態に陥る場合がある。それは、「レートを溶かしたらもう取り返せないかもしれない」という恐怖心を持っている場合である。
それでも、その恐怖心に打ち勝つべく、(3)においては、画像のようにして気合いを入れるものの、それでもやはり溶かすのが怖くなってしまう場合があるのだ。
この一因として、「気合いを入れると、気合いを入れる前の感情が強化される」という現象が考えられる。
聞くところによると、気合いを入れた場合、その前の感情が強化されるのだという。
つまり、恐怖心に勝とうとして気合いを入れると、かえって恐怖心が増幅されてしまうのである。
このループを抜け出すためには、二つの方法が考えられる。
一つ目は、根本的に対策する方法、つまり「溶かしても取り返せばいい」と思い込んでしまう方法である。
ただ、「恐怖心そのもの」を根本的に変えるのは非常に困難であるし、第一「溶かしてもいい」などと思いたくはないだろう。
そこで提案するのが第二の方法、つまり、自分の意思以外の方法で、潜るかどうかを決める方法である。
具体的には、ランダムなもので潜るかどうかを決めてしまうのである。
例えば、コイントスによって潜るかどうか決定するのがこれに当たる。
これであれば、無理に恐怖心を克服せずとも、メンタループを抜け出せるのではないだろうか。
......と、いろいろ書きはしたものの、要するに「私自身が、今まさにメンタループに嵌っている」という事である。
そこで、迷った時の行動を文章にしてみた次第である。
「俺は恐怖心なんぞねえぜ!」という方がもしいらっしゃいましたら、コメント、またはTwitter @mokugyo327まで。