マンムーとトリトドンの比較
皆様こんにちは、木魚でございます。
今回は、ボーマンダの相方として採用する際、チョッキマンムーと残飯トリトドンのどちらが良いのか、両者を比較してみようと思います。
なお考察を整理しやすくするために、それぞれの型は
マンムー@突撃チョッキ
意地AD振り
技: 地震/礫/氷柱/地割れ
トリトドン@食べ残し
穏やかHDベース
技: 熱湯/冷凍B/地割れ/再生
とします。
さて、これら2体を比較した時、それぞれ次のような優位点が浮かんできました。
マンムーの優位点
(1)縛れる範囲が広い
(2)対ウルガモス性能が高い
(3)身代わりを貫通できる
トリトドンの優位点
(A)対ロトム性能が高い
(B)熱湯による誤魔化しが可能
(C)スイクンに突っ張れる
それぞれ見ていきます。
まずはマンムー側の優位点について。
(1)の縛り性能は、単純にマンムーが氷+地面の範囲を一致で撃つことが出来、なおかつ火力が高く、その上先制技を持っている、という点によるものです。
例えば、削れたガブやマンダを礫で縛ったり、ウルガモスを地震+礫で縛ったりといったプレイングはトリトドンだと実行できないものでしょう。
(2)のウルガモス性能については(1)でも少し触れました。Aに振り切ったマンムーはCSガモスを地震+礫で倒せるため、蝶舞ガモスのストッパーとして考えることが出来るのです。
一方トリトドンの場合、物理打点が乏しいため、ガモスを止めるどころか起点にされかねません。この点はマンムー優位と言えるでしょう。
(3)は、マンムーが連続技として氷柱針を覚えるために出来ることであります。これにより、グライオンやボルトロスのみがまもを阻止出来るのです。
以上3点がマンムー側の優位点です。
ここで、トリトドンの優位点について見ていきます。
(A)の対ロトム性能は、トリトドンのタイプと特性に由来します。トドンは水地面タイプであり、なおかつ特性呼び水によって水技を無効化出来るため、特に水ロトムに対して後出しが可能だと考えられます。
マンムーの場合ドロポンで吹っ飛ばされてしまう事を考えると、これはトドンの優位性だと言えます。
なお火ロトムに対しても、マンムーは鬼火で機能停止してしまうのに対して、トドンは鬼火が然程気にならず、且つ熱湯によって削っていく事が可能であるため、トドンの方が対応しやすいと言えます。
(B)は読んで字のごとく、トリトドンは熱湯を持っているので、確率次第で受け出ししてきた物理の打点を落とす事もできます。
例えば、トリトドンは耐久調整すると、火傷込みなら鉢巻ガブの逆鱗を高乱数2耐えも出来るようになります。しかも、物理を火傷させれば、大抵の場合後続の負担も大きく軽減できますので、これはマンムーにない強みだと言えるでしょう。
最後の(C)は、(A)と同じくトドンの特性によるものです。トドンは水技を無効化出来るため、スイクンに対して地割れの試行回数を最大4回稼ぐ事ができます。この時、1発以上当てられる確率は約76%であり、この事からトドンはスイクンに対して有利であると考える事も出来ます。
マンムーの場合、熱湯火傷を避けるために引くしかない事も多いので、この点もトドンの優位性だと言えます。
以上を総合するならば、「汎用性はマンムーの方が上である一方、特定のポケモンに対するメタ性能はトドンの方が優れている」と言えるでしょう。
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