今マンダ軸を組むのであれば
私が今に至るまで、採用してきた「メガボーマンダ」というポケモン。
こいつを軸にした構築について、思った事を書こうと思う。
マンダ軸構築を大別すると、
(1)サイクル重視の構築
(2)展開重視の構築
の二つに分かれるように思う(反論があればコメントして頂きたい)。
(2)は使った事が無く、よくわからないので、今回は(1)を取り上げる。
(1)のマンダ軸を組む際、「タイプ」を利用して相手のポケモンを誤魔化す、そういう組み方が一般的であろう。そうして出来上がった構築は「サイクルパ」と呼ばれるものと言える。
一方で、同じサイクルを回す構築であっても、ガルクレセドランボルトランドスイクンのような並びは「スタン」と呼ばれる、この差は何であろうか?
それは「構成するポケモンの数値」ではないだろうか。「数値が高く、手広く戦える並び」が「スタン」であり、「タイプによる誤魔化しに特化した並び」が「サイクルパ」ではないだろうか?
ガルクレセの場合、構成するポケモン全員の「数値」が高く、「タイプ」に頼らずとも誤魔化しが可能である。「数値の高さ」は「対応範囲の広さ」に結びつくので、「数値の高さ」=「対応範囲の広さ」=「その構築の性能」とさえ言えるのではないか?
マンダ軸の場合、マンムーやジャローダなど、いわゆる「タイプで誤魔化す」ポケモンが多く入って来る。
決して否定はしないが、ガルクレセドランのような並びと比べると、どうしても「数値」という点では見劣りする。
であるなら、「タイプによる誤魔化し」と「数値による誤魔化し」を両方取り入れられれば、それが一番ではないだろうか?
今マンダ軸を組むのであれば、「タイプ上の相性補完が綺麗で、なおかつ数値の高い並び」、すなわち真の意味での「サイクルスタン」を目指すこと、これが重要ではないだろうか。