からりん杯レポート&後書き
皆様、木魚でございます。
私はこの度、からりん杯という大会に参加しておりました。
結果としては個人1-2、チームは3回戦敗退という事になりました、後一歩及ばなかった感が非常に強いです。
需要はないかもしれませんが、記念に大会レポートを書こうと思います。
以下、常体で。
※自分語りが含まれる上に、非常に長いです。それでも良いよ、という優しい方は、どうか最後までお付き合い下さいませm(_ _)m
〔レポート〕
大会当日、緊張のあまり、複数名の方に沼じみたリプを送る(申し訳ない)
9時を過ぎ、お相手のフレンドコードが間違っている事案が発生するも、なんとか連絡をとり、対戦にこぎつける。
なお、今回使った並びはこれである。
一回戦:vsぺんぺんさん
構築単位でゲンガーがきついので、クレッフィを確定、ローブシン・スカーフ以外のサザンに有利の取れそうなマンダも確定とする。その二匹でキツイのが霊獣ランドロスなので、そこをケア出来そうなスイクンを選出することに。
先発は、最も安定して引き先の確保出来そうなマンダに決定。
ターン1:お相手の初手はソーナンス、こちらの初手はマンダ。
ターン2:引き先のポリゴン2と、対面のソーナンスに一貫する毒毒を選択、お相手はポリ2に引き、毒毒を当てる。美味しい。
ターン3:素直にクレッフィに交代、お相手は放電を選択、麻痺は引かない。
ターン4:ランドロス交代を警戒し、身代わりを選択、お相手はソーナンスに交代。
ターン5:身代わりが残ったので威張るを選択、ソーナンスは動いてアンコール。
ターン6:行動が固定されたので、威張るを選択、お相手はサザンに交代。
ターン7:どうせマンダ軸に出てくるサザンはスカーフだろうと判断、出方を伺うために威張るを選択、サザンは動いて火炎放射。身代わりを壊される。
ターン8:サザンが拘っていると考えたので、クレッフィからスイクンに交代。サザンは自傷。
ターン9:サザンの型を確認する意味も兼ねて、冷凍ビームを選択、お相手はソーナンスに交代。この時点で、サザンは拘っていると確信。
ターン10:ソーナンスにとりあえず毒を選択、ソーナンスは道連れ。
ターン11:道連れで処理されるのも嫌なので、吠えるを選択、しかしアンコールを打たれて阻まれる。
ターン12:影踏みとアンコールで行動が固定されているので、毒毒を選択、サザンに毒が当たる。
ターン13:サザンの技を見たかったので居座り、サザンは悪波。この時のダメージ量から、サザンは眼鏡であると判明(半分以上入った)。
ターン14:毒ダメージを稼ぎたかったので、クレッフィに交代。しかし、身代わり分より少し多いダメージを受けてしまう。この時点で、クレッフィのHPは六割ほど。
ターン15:毒ダメージ稼ぎと交代読みを兼ねて、身代わりを選択、サザンは悪波で居座り。
ターン16:次の毒ダメージ圏内まで入ったので、スイクンとサザンを交換する事に。スイクンに交代、サザンは悪波で居座り、毒ダメージで落ちる。
後は、残ったポリゴン2とソーナンスを毒毒+いばみがで嵌め、降参を頂いたので勝ち。
「クレッフィは必ずしも運依存とは言い切れない」という自説が立証された瞬間である。
毒毒+いばみがクレッフィのコンボが非常に刺さっていたのが大きかった。特にミスもなく、満足している試合。
チームメンバーに勝利報告すると、なんと全員勝っていた。3人で喜びを共有しつつ、二回戦へ。
二回戦:vsHAMAさん
露骨にボルトロスがキツイので、そこに対抗しつつ、ガルド・ヘラ・アローも誤魔化せそうな火ロトムを確定とし、バンギラスへの誤魔化しとしてスイクンを連れて行く事に。
最後の一体は迷ったものの、ヘラが怖くなったのでボーマンダを選択。
先発は広く戦えそうな火ロトム。
ターン2:この対面において、こちらの選択肢は2つ、居座り読み10万と霊獣ボルトロス交代読みオーバーヒートの二択である。ここで、どちらがより決定的にきついかを考えた結果、スイクンに突っ張られるよりも、引き先の居ない霊獣ボルトロスの無償降臨を許す方がきついと判断し、オーバーヒートを選択。お相手はボルトロスに交代、オーバーヒートで吹き飛ばす事に成功する。
お相手はバンギラスを死に出し。
ターン3:こちらは急いでスイクンに交代、バンギラスはメガ進化しつつ龍舞。
ターン4:スイクンはバンギラスの龍舞エッジを二耐えすると思ってしまい、吠えるではなく熱湯を選択。バンギラスのエッジがスイクンに当たり、5割以上のダメージを叩き込まれる。しかも熱湯で焼けない。
ターン5:遅ればせながら吠えるを選択、バンギラスは噛み砕くを選択し、スイクンが昇天。この時点で負けを確信する。
こちらはボーマンダを死に出し。
ターン6:ヤケクソ気味にメガ進化しつつ捨て身を選択、するとお相手はスイクンに交代、勝ち筋が繋がる。また、ここでスイクンのゴツメが判明。マンダのHPが半分強まで削れる。
ターン7:交代読み熱湯を期待し身代わりを貼るも、スイクンは素直に冷凍ビーム。当然身代わりを壊される。
ターン8:羽休めで体力を回復、スイクンは冷凍ビーム。
ターン9:羽休めで体力を回復、スイクンは冷凍ビーム。この時点でマンダのHPは4割くらい。
ターン10:どうも交代読みをする意思が無さそうなので、火ロトムに交代。スイクンは冷凍ビーム。
ターン11:ボルトチェンジでスイクンが落ちると判明、ボルチェンを選択、スイクンは居座り、ボルトチェンジで落ちる。
ターン12:急所期待で捨て身を撃つも届かず、バンギラスに龍舞される。
ターン13:捨て身を選択、噛み砕くを撃たれてマンダが倒れる。火ロトムを死に出し。
ターン14:エッジ外しを願い、10万を選択するも、エッジを当てられて負け。
全体的に、構築の相性が悪かった、というのが率直な感想。バンギラスに一回目の龍舞を積まれ、スイクンが突破された時点で負けを確信していたし、そう思えばよく持ち直した方だと思う。
ただ、火ロトムもしくはマンダの枠にマンムーを選出していたらどうなっていたのか、という思いはある。
チームは2勝を挙げたので、3回戦進出が決定。有り難い。
三回戦:vsしれとこさん
クチート軸にはゲンガーを出す、と事前に決めていた事もあり、ゲンガーの選出を決定。続いて、クレセドランの並びを相手しつつ、ガブ・カイリューをも誤魔化せそうなスイクンを確定。
最後の一体は、カイリュー・ガブリアスに明確に強いマンムーと、クチートに速攻打点を持てる火ロトムとで迷った末、スイクンを重く見て火ロトムを連れて行く事にする。
先発はクチート読みでゲンガー。
ターン1:こちらの初手はゲンガー、お相手の初手はクチート。
ターン2:事前に決めていた通り、メガ進化しつつ鬼火を選択、きちんと当てる。相手のクチートもメガ進化、はたき落とすでゲンガーを黄ゲージまで削る。
ターン3:はたき落とすのダメージ量をみて、このままゲンガーで居座るのは危険と判断、スイクンに交代する事にした。クチートは居座ってはたき落とすを撃ち、スイクンのゴツメを落とす。
ターン4:スイクンで熱湯を選択、クチートは居座ってじゃれつく。
ターン5:スイクンで熱湯を選択、クチートは居座って再びじゃれつく。
ターン6:前のターンでクチートが赤ゲージまで削れていたので、クレセリアへの交代も考えたものの、居座られた時のリスクを考えて熱湯を選択。クチートは居座っていたので、結果的にこれで良かった。
お相手はスイクンを死に出し。
ターン7:スイクンにスイクンを後投げしてきた事から、「相手のスイクンは瞑想カゴ型だろう」と判断、毒+吠えるで崩しにかかる。
毒毒を選択、しかし相手のスイクンに身代わりを貼られ、毒をすかされてしまう。
残飯を確認。
ターン8:相手のスイクンに瞑想を積まれるとまずいので、吠えるを選択。相手のスイクンは瞑想を積んでおり、吠えるで流されていく。
裏から出てきたのはヒードラン。
ターン9:残飯をスイクンに取られていたため、不審に思いながらも、引けないので熱湯を選択、ヒードランは悪の波動でスイクンを削ってくる。しかもスイクンが怯む。
ターン10:引くに引けないので、止むを得ずスイクンを捨てる。
ここでこちらが取れる行動は、
(A)ヒードランをゲンガーの道連れで処理、火ロトムとスイクンのタイマンに持ち込む
(B)火ロトムを出してヒードランに10万を連打、ラス1スイクンをゲンガーの道連れで処理しに行く
の2つである。
このうち(A)については、相手のスイクンが残飯型であった事から、火ロトムを出したところでみがまもされ、PPを枯らされる可能性が高いと判断。(B)の行動をとる事にした。
こちらは火ロトムを死に出し。
ターン11・ターン12:火ロトムで10万連打、ヒードランの悪波連打にも怯まず、赤ゲージまで削られながらもヒードランを突破。
ターン13:この時点で、こちらの勝ち筋は「ゲンガーに引いて熱湯を耐え、スイクンを道連れにする」事であったため、ゲンガーに交代。相手のスイクンは熱湯を選択、ゲンガーは赤ゲージで耐える。
ゲンガーは火傷を負った!
ゲンガーが倒れる。
こちらは火ロトムを死に出し。
ターン14:抜いている事を期待しつつ10万を選択するも、先手で熱湯を撃たれて負け。
チームも2敗してしまったため、私達のチームは3回戦敗退という結果となった。
〔後書き〕
というわけで、私のからりん杯は個人1-2という情けない結果となってしまった。
特に3戦目については、「ドランをゲンガーで処理していれば」とか「ゲンガーが焼けてさえいなければ」などと、悔いの残る負け方になってしまい、非常に悔しい。そして、この負けが結果的にチームの敗因になってしまった事が無念でならない。
ただ、その一方で、参加前に危惧していた「全く良いところなく負ける」という結果にはならなかったのも事実であり、少しは自分も通用したのだとも思っている。
というのも、曲がりなりにも一勝は出来たし、負けた二試合も内容は決して悪くなく、何か一つでもこちらに傾いていれば、二戦とも違った結果になっていたと思われるからだ。
この事は、自分の立ち回りが少しずつ進歩している、という事なのだろうか。
さて、負け越した原因を考えると、その理由は以下の三つかと思われる。つまり、
(1)ゲンガーを使うのが下手すぎた事
(2)火ロトムの性能が思ったより低かった事
(3)マンダの型を煮詰めきれなかった事
の三つである。
具体的な事は、この構築をまだ使うので言えないが、これら3点が、この構築を改善する伸び代と言えるだろう。
最後に、私と共に戦ってくれたエンテラー氏・本屋のペンギン氏、私と対戦してくださった御三方、そして何より、この様な素晴らしい大会を開いてくださったカラー・りんどー両氏に感謝を示しつつ、後書きを終えようと思う。
皆様からりん杯お疲れ様でした。