悪名も名なり
人のTNを晒して回っていた某アカウントが、随分とおもちゃにされているのを見たので、思った事を書く。
おもちゃにされていたその人は「アカウントを消す」と宣言している。
しかし、彼はアカウントを消すべきではなかったのではないか?とも思えるのだ。
なぜか。それは、「炎上も、見方によっては知名度向上のチャンスと成り得る」からである。
例えば、このブログも実はそういう事例の一つである。
本ブログ、月間のアクセス数はだいたい5000〜8000くらいであるが、最初からこうだった訳ではない。開設当初は1日30PVも行けば良い方で、1日60アクセス来るだけでも驚いていたようなブログであった。
しかし、クレッフィというポケモンについて記事を書いたところ、(某アカウント程ではないにせよ)騒ぎが発生。それをきっかけにアクセス数が増え始め、現在のアクセス数に至る、という経緯がある。
このように、炎上も見ようによってはチャンスに成り得るのである。
無論、炎上商法を肯定する訳ではない。
しかし、自分のやっている事が正しい事だという信念があるならば、炎上に怯まず活動を続ける、というのも手段ではないだろうか。
この世の中、意外と質の良い人も多いもので、自分が「正しい」という確信を持ってやっている事については、案外共感や理解が得られたりするものである。
実際、私が経験した騒ぎにおいては、いずれにおいても賛同してくれたり、評価してくれる人が居たものだ。
それ故、一人でも賛同者がいる限り、アカウントを消すような事はしない方がいいのではないかと思う次第である。
ところで、ここまでの文面だとTN晒しに賛同するかのような物言いである。
しかし、私自身はTN晒しには反対であるし、そのアカウントが炎上しているのも自業自得だと考えている。
そのアカウントの晒しツイートを少し遡って見てみた所、どれもこれも幼稚なものばかりで、納得のいく晒しツイートはほとんど無かった(晒しを肯定する訳ではない)。TNがキモいとか、広島県在住なのがダメだとか、そんな理由で晒しても納得は得られないだろうし、叩かれても仕方ないと思う。
挙句、「自分のTNが特定出来ても晒さないでください」と言ったところで筋は通らないだろう。
悪い事をした訳でもない人を無闇に晒すのは間違っているし、そのアカウントからは覚悟も信念も全く感じられなかった。