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【からりん杯&S12使用構築】ポンコツマンダゲンガー(反省用記事)【ORAS】

皆様こんにちは、木魚でございます。

S12の間、私は自作の構築で潜って居ましたが、1800にすら到達出来ないという結果となってしまいました。そこで、「なぜ勝てなかったのか」をここに記録しておこうと思います。

〔構築〕

からりん杯では上、レートでは下の並びを使っていました。

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ボーマンダボーマンダナイト

捨て身/身代わり/毒々/羽休め

ゲンガー@ゲンガナイト

シャドーボール/鬼火/挑発/道連れ

ヒートロトム@拘り眼鏡

オーバーヒート/めざ氷/10万ボルト/ボルトチェンジ

マンムーとつげきチョッキ

地震/氷柱針/礫/地割れ

スイクンゴツゴツメット

熱湯/冷凍ビーム/毒々/吠える

クレッフィ@食べ残し

電磁波/身代わり/イカサマ/威張る

(レートでは

ナットレイ@食べ残し、

電磁波/アイアンヘッド/宿り木/身代わり

に変更していました)

〔なぜ勝てなかったのか〕

ここからが本題、この構築が惨敗した原因を考えていきます。

思うに、その原因は、

(1)コンセプトが一貫していない

(2)実戦に即した思考が出来ておらず、「並びを崩す」という考えが足りなかった

(3)(1)と(2)の結果、選出・立ち回りが消極的になっていた

(4)ゲンガーを使うのが下手すぎた

(5)流行りのポケモンを対策出来ていなかった

という5点にあると思われます。

まずは(1)について。

この構築、元々は「サイクルの中でメガエースの一貫を取って全抜きする」というコンセプトで組み始めたはずでした。しかし、実際の並びにおいては、マンダ・ゲンガー共に「詰ませる」方向を意識した型にしてしまいました。特にゲンガーの場合それが顕著で、「抜きエース」であるべきポジションにも関わらず、挑発道連れ型という「1:1交換」に特化した型としてしまった為、不十分なアドしか稼げないまま負ける、という事もありました。

(2)について、例えば、この構築において、化身ボルトロスの対策として眼鏡ヒートロトムを採用していました。しかし、例えばガルガブボルトスイクンの並びに対してヒートロトムを選出し、ボルトロスと火ロトムの対面を作った場合、電気技を撃つかめざ氷を撃つかいちいち悩む破目に陥りました。

つまり、「並び」に一貫するポケモンを採用出来ていなかった、という事であります。

(3)は言葉通り、(1)と(2)が合わさった結果、等倍技に受け出しするしかない、という状況が頻発しました。この構築には受けループとして成立するほど高耐久の受けが揃っているわけではないので、交換を繰り返した結果、こちらが先に疲弊している、という事も珍しくありませんでした。

(4)について。この構築を回していた段階では、「誰をゲンガーで処理すれば勝てるのか」という意識が欠けていたように思います。

その結果、「ゲンガーで1:1交換を決めたは良いが、相手の後続を処理できずに負ける」という負け方を複数回やらかしてしまいました。

メガゲンガーに関しては以前にも記事に書きましたので、宜しければ合わせてご参照ください。

mokugyo327.hatenablog.com

 (5)の問題は特にヒートロトムについて顕著であります。

このポケモン、「ボルトスイクンの並びに一貫するポケモン」として採用した筈でした。しかし、実際にはSに振った身代わりスイクンが増加していた為に、ヒートロトムスイクンの上を取られて負ける、という情けない状況が発生してしまいました。

 

とこのように、この構築は問題だらけの構築でした。

しかし、この並び自体はS12までに2000達成者が複数出ている並びであり、「並び」そのものが弱い筈はないのです。私の実力不足故にそれを証明できなかったのが残念です......

今期は色々と「自分の思考」を整理する事となったシーズンでした。その中で見えて来たのは、「自分に受け回す並びは向いていない」という事でした。

これはこの構築で金魚の糞同然のレートまで溶かした後、別の構築を回していて強く実感した事であります。というのも、選出段階で「相手の高耐久ポケモンを能動的に崩したい」とか考えるなど、「いかにして崩すか・どうやって押し切るか」と考える癖が露呈したからであります。

こちらの反省を踏まえ、今後は「先に崩す」という攻め思考でレートに挑むつもりであります。それにより、出来ればボーマンダ入りで結果を出したいものですね。

 

皆様S12お疲れ様でした。