センター試験を受けるあなたへ
センター試験まで、いよいよあと一週間を切りました。
受験生のあなたは、追い込みをかけているものと思います。
そこで私から、「センター試験」について、経験をもとに幾つか伝えておこうと思います。
センター試験前日までに、会場への道をきちんと調べておきましょう。これにより、当日余裕を持って会場に到着でき、心を落ち着ける事が出来ます。
糖分を補給できる甘いものを持っていくとなお良いですね。
次に試験が始まったら、真っ先に名前と受験番号を書いて、次に受験科目を確認しましょう。
特に、数学の場合、「数学I」と「数学IA」、「数学Ⅱ」と「数学ⅡB」を間違える人が毎年います。
試験中、問題を解いている時、「2択で迷う」事があると思います。
そんな時、「初めに考えついた答え」を選ぶのか、それとも答えを変えるのか。
私は、初めに考えついた答えを信じる、これをお勧めします。
なぜならば、初めに考えついた答えの方が、「邪念」が含まれておらず、クリアな思考によって導かれたもの、という可能性が高いからです。
聞くところによると、2択で迷った時、80%の確率で、最初に考えついた答えが正解なのだそうです。それほど、受験において「直感」は強力なものなのです。
休憩時間中は、友人と答え合わせ「以外の」話をして、リラックスさせましょう。
答え合わせをすると、結果が良くても悪くても、次以降の試験に精神的な悪影響が出ます。
結果が良ければ気が緩みますし、悪ければ落ち込みます。
そして、もし......もし、試験で思うように解けなかったら。その時は、
思いっきり、泣いてください。
「切り替えろ」と言われるかもしれませんが、無理です。どうしたって泣きたくなります。その思いを我慢しないでください。
むしろ泣いた方が、脳のストレスを洗い流す事が出来、気持ちを切り替える事が出来ます。
私自身、数学で悲惨な結果となった後、休憩時間に号泣した経験があります。その後の科目では、不思議と肩の力が抜け、結果として普段通りの点を取れたのを今でも覚えております。
センター試験は、全国の受験生と対戦する、一発目の「本番」であります。
本記事をご覧になっている受験生のあなたが、センター試験で実力を十分に発揮できるよう祈っております。