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【ジョウトオープン使用構築】イノムドーサイクル【ORAS】

 皆様こんにちは、木魚でございます。

 今回は、公式大会・ジョウトオープンで使った構築を記録しておこうと思います。

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ジョウトオープンのルール〕

 今大会は特殊ルールがありましたので、構築紹介の前に説明いたします。不要な方は読み飛ばしてください。

 ジョウトオープンでは特殊ルールとして、

(1)使えるのは図鑑ナンバー001~251のポケモン(伝説は除く)

(2)メガストーンは使用禁止

 の2つが採用されていました。

 今回の構築は、使えるポケモンのうち、ライコウヘラクロスに注目したところからスタートしました。

 

〔使った並び〕

 大会では、以下の6体を使っていました。 

 

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ライコウ@食べ残し

実数値: 161-x-95-157-128-183(非理想)

調整:

・H:16n+1

・最速

・H-D: 瞑想1積みで身代わりが無振りバナのヘドロ爆弾を確定耐え

・余りC

 

 今回の構築を組むにあたり、スタート地点となったポケモンです。元々は、「ライコウ+1のとんぼルチェンからヘラクロスを繰り出し、相手に負担をかける」というコンセプトで組み始めました。元々は。

 その為型は当初眼鏡型だったものの、受けだししてくるバナやラッキーを崩そうと考え急遽瞑想型へと変更しました。神通力はバナやゲンガーを意識した技です。

 ただ、実際には「一貫を作ってライコウで全抜きする」という動かし方がほとんどであったので、正直眼鏡型が正解だったと感じています。

 

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ヘラクロス@こだわり鉢巻

実数値: 171-190-96-x-116-125

努力値: H124 A220 B4 D4 S156

調整:

・A: 鉢巻メガホーンでH振りバナを確定

・S: 最速バンギ抜き

 

 構築のエース、になるはずだったポケモン。採用当初は、「相手に大きな負担をかける」という目的で採用しました。鉢巻を持っているのも、瞬間火力を重視したからです。

 ただ、実際には構築からとんぼルチェンの要素が抜けてしまったため、受けだしする機会が乏しく、その結果として選出率が下がってしまったように思います。

 技構成について言えば、岩雪崩の枠は要検討だと感じます。

 この技はカイリューへの打点として採用したものの、実際には一度も打つことはなく、雪崩よりも種ガンや地震の欲しい試合がほとんどでした。

 

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イノムー@進化の輝石

実数値: 197-156-100-x-101-70

努力値: H172 A172 D164

調整:

・A:ステロ+礫でASカイリューを確定

・DL対策、余りH

 

 ライコウの対策であり、カイリューのストッパーにもなれる優秀なポケモン。だいたいチョッキマンムーと似たような動かし方をしていました。

 ステロを採用したのは、後述するエアームドと合わせてステロ吠える展開をやりたかった事と、単純にカイリューマルスケを潰せる事が理由です。

 使った感想について言うと、今大会はこのポケモンが非常に刺さっていたと感じます。

 役割対象のサンダー・ライコウカイリューも多く、選出率は非常に高かったです。

 使用感も申し分なく、特にその耐久力については、使っているこちらが驚かされた程でした。

 

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マリルリ@突撃チョッキ

実数値: 207-112-100-x101-70

努力値: H252 A252 D4

 

 可愛い顔した筋肉ウサギ、今回はトノグドラのストッパーとして採用しました。

 サブウェポンのはたき落とすは、全体的に対策の薄いエスパー勢(エーフィ、フーディンなど)への対抗策として採用したものです。この構築はエスパー対策が薄く、迅速に処理できなければパーティを半壊させられる恐れがあったので、エスパーへの打点として叩きを採用しました。

 実際にトノグドラとマッチングした際もしっかり役割を果たした仕事人であり、マリルリ採用は正解でした。叩きについても刺さった場面が多く、他に入れたい技もないので、これで良かったと思います。

 

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エアームドゴツゴツメット

実数値: 172-100-211-x-91-90

努力値: H252 B252 S4

 

 汎用物理受けであり、ハッサムのストッパー。イノムーと合わせてステロ吠えるを展開するのも重要な役割です。

 技構成もテンプレの域を出るものではありませんので、さほど言う事はありません。

 使用感もまずまずといった所で、あちこちから炎技が飛んできたにもかかわらず、しっかり仕事をしてくれました。

 昆布戦法狙いで入れた吠えるも、起点回避技として地味に優秀な技でした。

 

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☆ゲンガー@気合の襷

実数値: 135-x-80-182-96-178

努力値: C252 D4 S252

 

 よくある襷ゲンガー、ここまでの5体は全体的な足が遅いので、上から相手を殴れるポケモンを探しました。その結果、フーディンとゲンガーが候補に挙がり、最終的にこちらを採用しました。その理由は対策の薄めなマリルリやピクシーに対する打点が高く、なおかつマリルリと合わせてマリゲンの並びを作れるからです。

 マリルリやピクシーへの打点としてヘドロ爆弾を採用した上で、補助技としてバトンエーフィに対して勝ち筋を残せる道連れと、ギミックを妨害できる挑発を採用しました。総じて普通の襷ゲンガーといった感じです。

 

〔雑感〕

 今大会は、構築・プレイング共に自分の弱さを改めて実感させられた大会となりました。

 構築の面から言うと、やはり突貫工事で作ったせいで、穴の多い並びとなってしまいました。

 例えばゲンガーの採用理由が曖昧だったり、ライコウやヘラの型が構築と噛み合っていなかったり、そもそも全体的な数値が低く重い相手が多かったりといった有様でした。

 特に数の多いハッサムに対するメタが甘いのはかなり致命的であり、実際こいつ一匹にかなりパーティを荒らされて負ける事も多かったです。

 次にプレイングについて、これに関してはもはや反省点しかないレベルですが、特に重大なのは知識不足と、ある「悪癖」の2つです。

 後者の「悪癖」とは、「節目の対戦で負けた途端に萎えてしまい、プレイングが雑になる」という傾向の事です。このせいで最後の最後に連敗してしまい、それが原因でさらに萎えてしまう、という悪循環に陥ってしまいました。

 この悪癖に気づけた事が、ある意味今大会唯一の収穫かもしれません。潜るたびに緊張する癖もあまり治っていませんし、本当メンタルを強くしたいですね......

 流石にこのままズルズル引きずってもしょうがないので、今期のレートでリベンジしたいですね。さしあたり、2ロム1800、及び最高レート更新を目標に潜っていきたいと思います。

 何かありましたらコメント欄、もしくはTwitter@mokugyo327まで。