メガバシャーモを使ってみた感想
先日、バシャーモナイトが解禁されたのでメガバシャーモを使ってみました。
そこで今回は、こいつについて現在感じていることを記録しておきます。
なお今回使った型は意地っ張りASベースの飛び膝採用型であり、断りがない場合メガバシャの型はこの型であるものとして話を進めます。もしかすると他の型では当てはまらない部分があるかもしれません。
さて、このポケモン、やはり一貫を取った後の抜き性能は目を見張るものがあり、その点は世代を経た現在でも採用理由になり得ると思います。
ただ、非常に繊細かつ扱いが難しい、ということも感じていました。
その理由を考えてみた所、
(1)膝をすかされる相手が増えたこと
(2)耐久力の低さ
(3)選出難易度の高さ
という3つが浮かびました。
(1)について、7世代で追加された「膝をすかせる奴」と言えば、
言わずもがな、こいつですね。
「膝読みでゴーストに交代する」という動き自体は6世代の頃から存在した立ち回りですが、7世代に入ってからは常にその可能性を考えながら動かさないとあっさり死ぬ、ということを感じています。ミミッキュは膝をすかせる上、皮を盾にメガバシャーモを処理できてしまうせいですね......
特にポリ2やカビゴンといった、膝を撃たないと返り討ちにされかねないポケモンの裏にミミッキュが居る場合、「膝を撃つべきか、それともフレドラを撃つべきか?」という択ゲーが毎ターンのように発生し、頭を抱えていました。
続いて(2)、これは単純に、耐久値自体が低い上に、フレドラの反動でHPがどんどん減っていくため、終盤までは思うように動けない、という事です。ある意味見た目通りの話でもありますね。
最後の(3)は、(2)とも関連する話であります。
メガバシャは耐久力が低い上に数値受けを崩す能力も低い、という性質上、裏の介護を必要とするポケモンだと感じております。
その為、「バシャをどう介護するか≒相手の6体をどうやって抑えるか」という事を考えながら選出せざるを得なくなり、毎度毎度頭を悩ませる事となってしまいました。
私はバシャマンダの2メガ構築を使っていた事もあり、いわゆる4枠選出状態になってしまう事も少なくありませんでした。
以上の理由から、メガバシャは見た目以上に扱いの難しいポケモンだと感じています。
構築を組む際は、
(1)バシャ受けを崩すルート
(2)膝を撃ちたい相手+霊の並びに対するケア
という2点に気を配らなければ、非常に扱いの難しい並びになってしまう、と感じました。
特に、(1)・(2)共に、単体相手ではなく、「並び」のレベルで崩せるように処理ルートを考えておく必要があると感じます。
自分がうまくメガバシャの性能を引き出せなかった原因を考えてみるに、バシャ受けやミミッキュ絡みの並びに対するメタが単線的だったせいかもしれない、と思います。
特にバシャマンダの2メガで運用する場合、鋼+バシャ受け、という並びに苦戦しやすいので、注意が必要だと感じました。