マンダ軸vs受けループ
皆様こんにちは、木魚でございます。
今回考えるのは「対受けループ」について、具体的には「マンダ軸から見た受けループとの相性」についてです。
某受けルーパーの方が書かれたブログを見ていると、「純正受けループはマンダが厄介」という趣旨の言葉を見つけました。
そこで、「マンダ軸から見て受けループは有利なのか、それとも不利なのか?」という疑問に至り、マンダ側の視点から考えてみた次第です。
結論から言えば、マンダ側から見ると、受けループは分の良い相手だと思っています。
その理由はいくつかありますが、中でも大きな要因としては、「崩し要素の仕込みやすさ」が挙げられます。
マンダ軸のには、メガマンダ本人を含めて、「崩し」の要素を持つポケモンが入って来やすい、と感じています。
そして、その「崩し要素の多さ」が、受けループに対する圧力として機能していたように思います。
マンダ軸に入って来やすいポケモンのうち、「崩し」が出来そうなポケモンの例として、以下のポケモンが挙げられます。
:両刀型、もしくは毒羽型。
毒羽の場合、マンダを受けに来たメガヤドランをむしろ起点に出来ます。その上で、裏にエアームドがいない場合、ヤドランを起点に全抜きも狙えます。
両刀型の場合は、メガ前捨て身+メガ後流星でヤドランを突破出来る上、大文字によってムドーをも崩す事が可能です。
:主に、チョッキを持たせて地割れを搭載した型。
有利対面から地割れを撃つことで、受け出しして来たヤドランを突破出来る可能性があります。しかも、チョッキ型であればヤドランの熱湯を一発耐える上、ヤドランより早いので、対面からであっても最低二回は地割れを撃てます。2回地割れを撃って1発以上当たる確率は51%であり、5割を超える確率でヤドランを対面から突破出来る、ということになります。
:PGLに載っていたので掲載。受けループを崩せそうなのはチョッキドリル型。
理屈は先述したチョッキマンムーとほぼ同じです。かつ、このポケモンはエアームドも(ドリルが当たれば)突破出来るため、受けループ側の選出次第ではマンムー以上に刺さる可能性も考えられます。
:瞑想ねむカゴ型。
受けに来たラッキーを瞑想の起点にします。
6積みハイパーボイスがラッキーに対して確定2発となるので、小さくなるを持っていなければそのまま全抜き出来ます。
アイへ持ちのエアームドがやや辛い事と、小さくなる持ちのラッキーに対しては運ゲーになる事が弱点と言えます。
パッと思いつくだけでも、これだけの崩し要素を仕込む事が出来ます。
このように、マンダ軸には崩し要素を持ったポケモンがPTに入って来やすいので、受けループに対してマンダ軸は有利な構築である、と考えています。