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ブルルドヒドイデを使ってみた感想

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 今回は、カプ・ブルルドヒドイデ、通称ブルルドヒドイデの並びを使ってみた感想について書き留めておきます。
 なおそれぞれの型は
性格:慎重
実数値:177-150-136-x-161-95
努力値:H252 B4 D252
技:ウッドホーン/宿り木/身代わり/守る
 
ドヒドイデ@ヘドロ
性格:図太い
実数値:152-x-224-73-163-55
努力値:H252 B252 D4
技:熱湯/黒い霧/毒菱/再生
 
というもの、いたって普通のブルルドヒドイデです。
 で、これを使ってみた感想ですが、「裏を纏めるのが難しい!」というのが率直な所です。そう感じた理由は幾つか考えられますが、大きいと考えられるのは隙を見せる相手が意外と多い事です。
 ブルルドヒドイデで相手をするのがしんどそうなポケモンを挙げると、
・剣舞リザX
・龍舞メガマンダ(特に空元気持ち)
・毒守ガルド
などが浮かびます。この中でもガモス・マンダ・ゲンガーの3体は特に辛く、ブルルドヒドイデの他にウルガモス受け・マンダ受け・ゲンガー対策(≒追い打ち枠)を用意する必要があった為枠が圧迫されてしまいました。
 さらに、これらの要素を満たした上で、炎打点、正確に言えば鋼の突破法を準備する必要があった為、これも地味に枠を圧迫しました。上述した形のブルルドヒドイデでは鋼を突破出来ず、その上今作ではTODが出来ないので、最悪の場合PP勝負になりかねません。中でもナットレイは非常に辛く、どうにかして宿り木を枯らしてもなお突破出来ません。TODがあればこんな事考えなくていいのになあ......
 流石にナットレイを見るたびにPP勝負をしていたら上がるレートも上がらないので、なんらかの対応を用意するべきだ、と感じます。
 ただ、上述した色々の受け先を全て確保した上で、となるとなかなかスペースとの兼ね合いが難しかったです。
 また意外と面倒なのがガルド、特に毒守型です。ドヒドイデの熱湯で身代わりが割れないので、Dダウンを引くまでシャドボ連打で粘られた後ブルル辺りに毒を入れられたり、そうでなくとも再生読みで無償降臨を許して崩されたりとサイクルで不利になりやすかった印象です。
 もう一体鬱陶しい奴を挙げるとすればマンムーもきついです。特にチョッキの場合、ドヒドイデ対面で地割れの試行回数を稼がれる為不利な運ゲーになります。
 以上のお話を纏めると、「ブルルドヒドイデの裏に求められる要素が多すぎて盛り込みきれない」という事になります。
 ちなみにその要素をピックアップすると、
メガゲンガー対策(≒追い打ち枠)
☆マンダ・リザX・グロスマンムーを受ける枠(出来れば1枠、最大でも2枠)
☆ナット・ガルドへの対応札
☆第2の特殊受け
☆(出来れば)ルカリオを誤魔化せる枠
といったところでしょうか。追い打ち枠抜きのパターンも試してみましたが、案の定メガゲンガーが如何ともしがたい事になりました。
 結局、上述したような要素を満たした上で、受け回しというムーブを実現する並びを作るのは困難だと感じたので、一旦ブルルドヒドイデから離れる事にしました。
 ただし、ドヒドイデの方には色々と強さや可能性を感じたので、今後も考察してみたいです。